シェイリーン・ウッドリー、ケイト・ウィンスレットからもらったアドバイスについて語る
『ダイバージェント』(14〜16年)シリーズなどで人気を博し、現在はマイケル・マン監督の『フェラーリ』(23年)などで活躍するシェイリーン・ウッドリーが、若手スターとしてもてはやされていた時期に、先輩のケイト・ウィンスレットからもらった貴重なアドバイスについて語った。
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ドリュー・バリモアのトーク番組「The Drew Barrymore Show(原題)」にゲスト出演したウッドリーは現在32歳だが、20代前半に『ダイバージェント』シリーズで共演したウィンスレットからハリウッドで自分を見失わずに生きていく術を教わったという。
「共演した時、私は21歳でした。公私混同していて、『こういう姿であるべき』とか『こうあるべき』とか、『これを食べちゃだめ』『これをやらなきゃ』『髪を違う色に染めなきゃ』と言われ続けていたんです」とウッドリーは当時の環境を振り返り、その時ウィンスレットが「私と向き合って、肩を抱いてこう言ってくれました。『違う、違う、違う。それはあなたじゃない。これが真実よ』」と明かした。
ウッドリーは「彼女がいなかったら、今の私はいません」と自らを見つめ直す機会を与えたウィンスレットへの感謝を述べた。
ウィンスレットは、レオナルド・ディカプリオと共演した『タイタニック』(97年)の公開後に体型について揶揄されることがあった。バリモアは、最近ウィンスレットが当時を振り返った言葉に心を打たれたという。
「彼女の言葉は本当にありがたかった。こう言ったのです。『(当時の)私に今のような気概と自信があればよかったのに。『タイタニック』で世に出た若い女性として、特に男性が私の体型やサイズについてコメントしたら、それを全く許さなかったでしょう』」。
これを受けて、ウッドリーは「彼女は自分のためにはそうしなかったかもしれないけれど、私のためにそうしてくれたんです。はっきりそうしてくれました」と強調し、「“リアル”という言葉を簡単に使いたくないけれど、彼女は本当にリアルなんです。彼女は彼女、ありのままの自分でいるのを恐れない人です」とウィンスレットの勇気を讃えた。
ウッドリーは若手時代はファッション・アイコンとして注目を集めていたが、20代半ばから俳優業と並行して環境問題に熱心に取り組み、今年に入って地球の気候変動と水資源をテーマにしたドキュメンタリー・シリーズ『Hope in the Water(原題)』を製作するなど、幅広い活動を続けている。
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