『スター・ウォーズ』シリーズの完結編にして、興行収入73億円、観客動員484万人を記録する大ヒットとなった『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のMovieNEXがいよいよ明日4月29日に発売。これを記念し、ボーナスコンテンツ「スカイウォーカーの遺産」より、レイア登場シーンの貴重な撮影秘話や、キャリー・フィッシャーの娘をはじめ、キャストやスタッフが彼女への思いを語る2本の映像が解禁となった。
・『スター・ウォーズ』レイア姫役キャリー・フィッシャーが死去。享年60歳
2016年12月に60歳で亡くなったレイア役のキャリー・フィッシャー。そのためフィッシャーは、シリーズ完結編の撮影に参加することができなくなったが、J.J.エイブラムス監督をはじめ、スタッフらのアイデアで、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の未使用映像を使ってスクリーンに再登場させたことが話題となった。その舞台裏では、キャストやスタッフが、プリンセス・レイア、そして、フィッシャーへの思いを胸に、撮影に挑んでいたという。
解禁となった1本の映像では、監督のJ.J.が撮影現場でフィッシャーを偲び、レイア登場シーンの撮影前に次のようにコメント。「レイアと共演する最初のシーンだ。だが、最も重要な人物はここにいない。皆で黙祷したいが本人は嫌がるだろう。だからその代わりに全ての瞬間を、我々の愛した女性とレイアに捧げよう」。その言葉に、レイ役のデイジー・リドリーが目元を拭う場面も。
フィッシャーの娘ビリー・ラードも、本作にキャストとして参加しており、「撮影は素晴らしくて苦しくて非現実的で…思いつく限りの感情を味わったと思う」と母がいない現場の寂しさを告白。それでも、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督したJ.J.だからこそ実現できたレイアの再登場シーンには、「すごく幸せよ。きっと母も喜んでいる」と、遠くから見守っているであろう亡き母の気持ちを代弁した。この撮影が行われた日には、現場にいた皆が涙を流したり、笑いあいながら、フィッシャーとの思い出を語り合ったという。彼女がどれだけ多くの人々から愛されていたのかが伝わってくるエピソードだ。
また、もう1本の映像には、そんなフィッシャーの娘ラードが、若きレイア役として撮影に挑む姿が収められている。本作で、レイアは過去にルークから“ジェダイの修行”を受けていたことが明らかになるが、この回想シーンは、当初、過去作のルークとレイアの映像を組み合わせる予定だったという。しかし、撮影過程でフィッシャーの娘のラードが若きレイアを演じることになる。そこには、間違いなくレイア、そして、キャリー・フィッシャーの魂が宿っていた…。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は先行デジタル配信中。4月29日にMovieNEX(4200円+税)と4K UHD MovieNEX(8000円+税)、数量限定の4K UHD MovieNEX スチールブック(9000円+税)、DVD(2800円+税)が発売。また、サーガ全9作品を収めた『スター・ウォーズ スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX(数量限定)』(5万円+税)も同時発売となる。
【解禁となった2本のボーナスコンテンツURL】
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