東京都は、新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染拡大防止に伴う商業施設などへの休業要請を、早ければ今週末にも緩和する見込みだ。映画館もその対象となる。
・映画街もひっそり。新型コロナ感染拡大…映画館は“土日休館”
現在は映画館や劇場、学習の休業要請を解除する「ステップ2」に移行するタイミングが注目されている。ステップ2の緩和は、29日に東京都の対策本部会議で判断するというが、5月中に再開される見通しもある。
それに合わせて期待されるのが、延期されていた新作映画の公開だ。映画業界は、人口が最も集中する東京を中心に宣伝活動が行われる傾向がある。都内映画館の再開に合わせて、公開日などが続々と決定しそうだ。
現在、公開延期になっている作品は『ドクター・ドリトル』や『ソニック・ザ・ムービー』『名探偵コナン 緋色の弾丸』『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『とんかつDJアゲ太郎』など多数ある。
本来ならこれから夏休み映画の公開が相次ぐ時期だが、春休み公開、GW公開の映画も延期となってしまっているため、戦略的に公開日を練っている映画配給会社は難しい判断を迫られる。もし新作の公開時期が多数バッティングすれば、自ずと公開館数と公開期間が限られ、興行収入にダイレクトに影響を受けるだろう。
2020年下半期以降の映画業界は、慌ただしくなりそうだ。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【吉田大八監督登壇】『敵』Q&A付き試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.12.30 -
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10