金子隼也&野村康太、お互いの印象は「かわいくて、人懐っこくて」「本当にお兄ちゃんみたいな存在」舞台挨拶で告白

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『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』
(C)2024 鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会
『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』
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『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』舞台挨拶が開催!

大人気BLドラマ『パーフェクトプロポーズ』を再編集した、映画『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』の全国公開に合わせて、公開記念舞台挨拶が行われた。登壇したのは宝来忠昭監督と、仕事のプレッシャーに日々悩まされる主人公・渡浩国を演じた金子隼也、彼の心を癒す家事能力抜群の年下クール男子を演じた野村康太の3人。終始なごやかなムードのなか、約30分にわたってトークが繰り広げられた。

・【動画】金子隼也&野村康太、好きなシーンを生再現「一緒に寝てやろうか?」

・疲れたサラリーマンと年下男子が寄り添う姿にじんわりする『パーフェクトプロポーズ』

『パーフェクトプロポーズ』は、累計発行部数25万部を超える鶴亀まよの同名漫画を原作としており、パワハラ上司にプレッシャーをかけられながら仕事に追われる渡浩国の家に、幼き頃仲良しだった、現在はクール男子に成長した深谷甲斐が転がり込んできて、2人の同居生活がスタートするというストーリー。仕事で上手くいかず疲れきった浩国と、ちょっと生意気だけど家事能力バツグンな甲斐の、かわいらしい掛け合いが大きな魅力となっている。

・『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』舞台挨拶の写真はこちらから!

冒頭のあいさつは主演の金子隼也から。「ぼくは雨男なのですが、監督と野村君がいるから今日は何とか雨も降らずにすみました。撮影からは1年くらい経っていて、そこからドラマが配信されて反響が大きいことを知り、そこからさらに映画が公開となって、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と話し、穏やかな雰囲気で舞台挨拶は始まった。

『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』

宝来監督は「原作がホントに素敵なお話だったので、この世界観を崩さずに、原作の空気感をしっかりと踏襲したものにしたいという風に強く思いました」と語り、金子と野村のW主演が決まった際の心境については「空気感を大切にしたいというのがまずあったので、2人が決まった時は“いけそう”と思いましたし、楽しい雰囲気の現場にしたかったので2人が良い子だったらいいなとも思っていました」と回顧。すかさず野村が「大丈夫でした? 良い子でした?」と返して場を沸かせた。

撮影中の監督との印象深い出来事について聞かれた野村康太は、「後ろから抱きしめる場面など2人が触れ合うシーンは、最初ぼくがぎこちなかったので、監督がこういう風にすれば良いという動きを実演してくださって、それがとても演技の助けになりました」と話すと、「あんまり言わない方が…お客さんの夢が壊れちゃうかも」と監督が返答。それぞれの関係性の良さをうかがわせた。

金子は初共演となる野村の印象について、「こんなにスラッとした19歳がいるんだということに最初は驚いて、かわいくて、人懐っこくて、甲斐役がのむたん(野村)で本当に良かったです」とコメント。一方の野村は「本当にお兄ちゃんみたいな存在で、いつも面倒を見てくれるし、隼くん(金子)がいるから大丈夫って、身を委ねてしまっていました」と話した。

撮影中は監督も入れて3人が横並びで座っていることが多かったという状況の中で、金子は「テスト前の時などに、監督が“こういう感じ”というのを実演してくださるので、それをモニター越しで撮る、というのが流行っていました」と語り、MCからその動画がSNS上でも拡散されていることを聞くと、宝来監督は「撮られていることを知らなかった。クレーム入れようかな…」と3人の関係性の良さを感じさせるエピソードが続いた。

舞台挨拶の後半では、主演2人がそれぞれのお気に入りシーンを発表、その場で生演技による再現を行った。金子のお気に入りは、「浩国が案内しているにもかかわらず、自分のタイミングでずかずか入ってくる感じがとても甲斐らしい」という理由で、初めて寝室に甲斐を連れてきて案内をするシーン。野村は2人が初めて添い寝をするシーンをピックアップした。

『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』

再現にあたって2人は、そばにいたスタッフから台本を借りて入念に流れを確認。本番さながらに監督の「よーいスタート!」という声と共に演技が披露された。2人の息の合った生演技と、実際のシーンを思い起こさせるような距離の近さに、会場からは声にならないため息のような歓声が上がった。それぞれ真剣なシーンではあったものの、2人は恥ずかしさによって最後には吹き出してしまい、この日一番の盛り上がりを見せたお気に入りシーン再現は終了した。

『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』

最後に一言ずつコメントを求められると、監督は「見どころは全部と言いたいところですが、金子さんと野村さんだったからこそ撮れた“かいひろ”の2人のシーンを丁寧に積み上げてきたので、映画館のスクリーンでも、配信でも、何度も何度も見ていただけたら嬉しいです」とメッセージ。

野村は「映画館ならではの大画面と音響でぜひ“かいひろ”のかわいいやり取りを楽しんでいただければ嬉しいです。大画面でヒロのかわいい表情を見られるなんて贅沢ですよね」、金子「配信でも、映画でも、色んな形で楽しむことができるので、これからも『パーフェクトプロポーズ』という作品をみなさんの中で愛していただけたら嬉しいです。あと大画面でカッコイイ甲斐を見てください」と、互いを称え合いながら舞台挨拶は幕を閉じた。

『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』は現在公開中。