マッツ・ミケルセン、“愛を知らない者たち”との出逢いで頑なに閉ざした心に変化…真剣な眼差しが美しい『愛を耕すひと』場面写真
11月22日は、“北欧の至宝”ミケルセン59歳の誕生日
“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが母国デンマーク開拓史の英雄を演じた映画『愛を耕すひと』。11月22日に59歳を迎えるミケルセンの誕生日を記念して、本作より壮大な愛の軌跡を辿る場面写真を紹介する。
・マッツ・ミケルセン、“祖国”デンマーク開拓史の英雄演じる 難攻不落の未開の地の開拓に挑む男、その裏に隠された“愛”の物語とは
第62回ベルリン国際映画祭でふたつの銀熊賞に輝いた、18世紀デンマーク王宮を舞台にしたラブストーリー『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12年)以来となる、ニコライ・アーセル監督と“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンの2度目のタッグが実現した。ふたりが再び描くのは、時を同じくしたデンマーク開拓史の裏に隠された、ある愛の物語だ。
舞台は18世紀デンマーク。退役軍人のルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号を懸け、ひとり荒野の開拓に名乗りを上げる。しかし、それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルが、ありとあらゆる手段でケーレンを追い払おうと躍起になる。襲い掛かる自然の脅威とデ・シンケルからの非道な仕打ちに抗いながら、彼のもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスとの出会いにより、ケーレンの頑なに閉ざした心に変化が芽生えてゆく…。
原作は、イダ・ジェッセンによる史実に基づく歴史小説「The Captain and Ann Barbara(英題)」。発売前に読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツに声をかけたことで本作の企画が動き出した。そして、『悪党に粛清を』(14年)『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(20年)など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩として映像化した。
デンマークを代表する国際俳優で、“北欧の至宝”と評されるマッツ・ミケルセン。『007/カジノ・ロワイヤル』(06年)での世界的ブレイクを皮切りに、『ドクター・ストレンジ』(16年)『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(22年)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(23年)といったハリウッド大作に次々と出演するほか、TVシリーズ『ハンニバル』では天才精神科医であり猟奇殺人鬼のハンニバル・レクター博士の若き日を演じ、狂気さとエレガントさを魅せるそのあまりのハマり役ぶりに日本でも多くのファンを虜にしている。
最新主演作となる本作で彼が演じるのは、18世紀デンマークを舞台に、貴族の称号を懸けひとり荒野の開拓に名乗りをあげる貧しい退役軍人ルドヴィ・ケーレン大尉。ケーレン大尉は、自然の脅威と有力者フレデリック・デ・シンケルからの非道な仕打ちに抗いながら、デ・シンケルの元から逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや、両親に捨てられたタタール人の少女アンマイ・ムスら“愛を知らない者たち”との出逢いによって、頑なに閉ざした心に変化を芽生えさせていく。
今回紹介した場面写真9点には、マッツ演じる主人公ケーレン大尉が未開の地に挑む真剣な眼差しや、その最中に出逢うアン・バーバラ、アンマイ・ムスと心を通わせていく姿、また彼の前に立ちはだかる有力者フレデリック・デ・シンケルと対峙する一面などが切り取られている。
果たして、襲い掛かる幾重もの困難にケーレンはどう立ち向かうのか? そしてやがて見せる変化とは? 荒れ果てた大地で出逢った“愛を知らない者たち”の物語にますます期待が膨らむ場面写真となっている。
『愛を耕すひと』は2025年2月14日より全国公開。
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