櫻井「原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました」
福本莉子とSixTONESジェシーをW主演に迎え、はつはるによる同名人気漫画を映画化した『お嬢と番犬くん』に、追加キャストとして櫻井海音の出演が決定した。本作より、櫻井演じる田貫幹男のキャラクタービジュアルを紹介する。
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原作は、2018年12月より講談社「別冊フレンド」で連載開始、アニメ化もされ現在累計発行部数が325万部突破(※2024年9月3日時点)の同名漫画。極道の孫娘であることを隠し、“フツーの青春と恋”をすることを固く心に決めた高校生のヒロインと、彼女のお世話係で過保護すぎるがゆえに年齢詐称をして高校に裏口入学までしてしまう若頭との恋愛模様を描いた溺愛ロマンティックコメディだ。
幼い頃に両親を亡くし、瀬名垣組組長である祖父に引き取られ育った瀬名垣一咲。「極道一家の孫」という立場から孤立し、友だちが出来なかったトラウマを持つ一咲は、高校入学を機に、極道一家の孫であることを隠して、「普通の友だちを作って、普通に恋をする!」と決意する。
ところが、瀬名垣組の若頭で、一咲の世話役でもある宇藤啓弥が、なんと年齢を詐称して同じ高校に裏口入学。過保護すぎる啓弥は、一咲の「番犬」としてボディガードをすると宣言。一咲はそんな啓弥に慌てふためきつつも、憧れの高校生活を守ろうと、自分と啓弥の素性を隠して奔走する。はたして、一咲は普通の恋と青春を送ることができるのか——。
主人公の女子高生で瀬名垣組の孫娘・瀬名垣一咲には、近年目覚ましい活躍を見せる若手実力派女優・福本莉子。そして、瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥を演じるのは、絶大な人気を誇る男性アイドルグループSixTONESのメンバーであり、バラエティから俳優まで幅広いジャンルで飛躍を続けるジェシー。スリリングな高校生活、そしてヒロインの心に秘めた切ない恋。普通じゃありえないとんでもない青春を話題の2人が甘酸っぱくコミカルに紡ぐ。
そんな2人のフツーじゃない青春に笑いを交えて演出するのは、『ももいろそらを』(12年)で第24回東京国際映画祭、日本映画ある視点部門最優秀作品賞を受賞し、『恋は光』(22年)では第44回ヨコハマ映画祭で作品賞・監督賞の2冠を獲得するなど、手掛けた作品が高い評価を集める小林啓一監督。
今回、櫻井海音が本作に出演していることが発表された。櫻井は2020年にNHK連続テレビ小説『エール』で俳優デビューを果たし、映画『嘘喰い』(22年)やTBS日曜劇場『VIVANT』など数々の話題作に出演。そしてAmazon Primeで配信され12月には映画の公開も控えている『【推しの子】』の主演を務めるなど、話題の若手実力派俳優だ。
櫻井が演じるのは、ジェシー演じる啓弥が所属する瀬名垣組の兄弟分にあたる田貫組組長の孫・田貫幹男(たぬき・みきお)。福本演じる一咲と同じ高校1年生で、一咲と啓弥と同じ高校に転入し、2人の関係をかき乱す人物だ。
櫻井は「原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました」とコメント。そして「現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います!」と自信をのぞかせた。
また、今回のキャスティングについて小池祐里佳プロデューサーは、「大人の色気に溢れる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんに是非にとお願いしました」と期待のコメントを寄せている。
あわせて紹介するビジュアルは、気だるげな表情で佇む幹男を捉えたもの。その背景には、華やかで愛らしい見た目にも関わらず、毒を持つことでも知られるアネモネの花があしらわれており、「いいヒマつぶし、見つけたかも」と、今後の波乱を想起させるセリフが入っている。啓弥とは、また違った“悪い男”の雰囲気をまとう、幹男のキャラクター性が現れる特別なビジュアルとなっている。
■田貫幹男役:櫻井海音コメント
原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました。幹男という役は、初めての感覚で、毎日の撮影現場はもちろんですが、なによりも幹男という役を演じられたことが楽しかったです! 現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影に参加させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います! ぜひ劇場に遊びに来てください!
■小池祐里佳プロデューサーコメント
幹男は、単なる”恋のライバル”とは一線を画す存在。極道の孫であることをオープンにして享楽的に生きる彼は、何をしでかすかわからない異端児です。大人の色気に溢れる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんにぜひにとお願いしました。ちょうど今、映画本編の編集をしているところですが、愛嬌と不穏が同居する幹男のモラトリアムな魅力が爆発しています。あなたは啓弥派、それとも幹男派…? ぜひ劇場で確かめてください!
『お嬢と番犬くん』は2025年3月14日より劇場公開。
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