“イケオジ”ヒュー・グラント『ブリジット・ジョーンズ』最新作とは真逆の“猟奇的なオジ”役で新境地!?

#A24#サイコホラー#ヒュー・グラント#ブリジット・ジョーンズ

(C) 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.
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元祖ロマンティック・コメディの帝王ことヒュー・グラント。シリーズ最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』の公開も控えているなかで、彼の主演サイコスリラー映画『異端者の家』に注目が集まっている。なにせ、ヒュー・グラントが悪魔のような“カーディガンおじさん”を演じるというのだから……。

・ヒュー・グラントとの2ショットに子どもとの3ショットも!『ブリジッド・ジョーンズ』第4弾の場面写真に期待高まる

物語の鍵を握る、死ぬほど恐ろしい“カーディガンおじさん”

シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、なかからリードという気さくな男性が出てきた。

妻が在宅中と聞いて安心した2人は、家の中で話をすることに。さっそく布教のための説明を始めたが、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波はつながらない。

教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは……。

そんな『異端者の家』は、これまで『ミッドサマー』(19年)など規格外の狂気を提示し続けてきたA24が、新たに仕掛けるのは信念を試す、脱出サイコ・スリラーだ。

サスペンス・ホラー『クワイエット・プレイス』(18年)の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を手掛け、人間に対するプリミティブな恐怖を突きつける。

そして、閉ざされた家で男が迫る究極の選択は、見る者を出口の見えない迷路へと引きずり込む男──この物語の核となるミスター・リードを演じるのが、ヒュー・グラントである。

『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズに『ノッティングヒルの恋人』(99年)、『ラブ・アクチュアリー』(03年)など、ロマコメの代名詞的な俳優が、本作では地味なカーディガンをまとった猟奇的なおじさんを演じているのだ。

この新境地ともいえる、猟奇的な“カーディガンおじさん”役は、各国で「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技のひとつになる」と大絶賛の嵐。第82回ゴールデングローブ賞や第78回英国アカデミー賞など名だたる賞にノミネートされている。

期待の高まる本作だが、公開を前に、新たな場面写真が6点公開された。

優しげな雰囲気を醸し出すカーディガン姿が一層の恐怖を誘う写真をはじめ、監督たちが「第4のキャスト」と語るほど陰鬱な表情を持つ「家」の写真をはじめ、布教のはずがうっかり地獄への入り口へ足を踏み入れてしまったシスター・バクストンとシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが好演)の姿も。

これから始まる狂気の時間に気づかないまま、無邪気な様子で布教を行うシーンから、カーディガンおじさんの産み出した“恐怖の仕掛け”にはめられたシスターたちがすさまじいおびえと戦い、それでも必死で脱出を試みる様子まで、彼女たちの運命が気になって仕方がないビジュアルである。

公開に先立って、本作のムビチケが3月7日から発売開始となる。通常のムビチケ前売券(オンライン)とは別に、「海外版ポスタームビチケ」の販売も決定。A3サイズ(横297mm × 縦420mm)とA4サイズ(横210mm × 縦297mm)の海外版ポスターを使用しており、数量限定となる。

『異端者の家』は4月25日より全国公開。

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