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向井にタイの実力派俳優マーチが優しく寄り添う 撮影現場レポート到着

Snow Man・向井康二が史上初の日本人主演として全編タイ語での演技に挑む新感覚のボーイズラブ・ロマンス・コメディー・ドラマ『Dating Game(仮題)』より、向井がタイ制作ドラマの撮影で全力投球する姿を追ったレポートが到着した。

・Snow Man 向井康二がタイ語でギャグを披露! BLドラマへの意気込み語る!

本作は、全編タイで撮影される新感覚のボーイズラブ・ロマンス・コメディー・ドラマ。日本とタイと異なる価値観を持つ2人が出会い、ぶつかり合いながらも絆を深めていく姿を描いた、時にコミカルで、時に胸を打つ物語だ。

・『Dating Game(仮題)』メイキング写真はこちらから!

史上初の日本人主演には、トップアイドルグループ・Snow Manの向井康二。さらに、タイの実力派俳優マーチ=チュターウット・パッタラガムポン、日本でもファンが多いユド=タンタット・ターリンピロムとフルーク=ナタット・シリポントーン。

そして、今タイで注目されているフォンド=ナッティチャー・チャンタラワーリーレーカー、ビクター=チャッチャウィット・テーチャラポン、ポッピー=ラチャポン・アノマキティ、ナイスCNX=バンナワット・ルアンアラヤチャイ、オカタ=スピチャヤ・ナ・ソンクラらが出演。

スタッフ陣にもタイで最高のクリエイターが集結する。胸キュン新世代BLドラマ『Cutie Pie』『Close Frien』などの脚本を手がけたクリエイティブチームと、実力派脚本家Maya、All-Write Teamらとのコラボレーションが実現。国や文化の壁を超え、見る人の心に温かな余韻を残すラブストーリーが誕生する。

本作の祈願式&会見が3月8日にタイで行われ、いよいよクランクイン。当日の現場の模様を取材したレポートが到着した。

タイの制作チームを中心に撮影が進められる本作で初主演を務める向井は、撮影初日を自身のソロシーンでスタート。最初のシーンは、ランニングマシーンで走ったり、プールで泳ぐなどの身体を動かすアクションが中心で、視線や動作でキャラクターを表現する場面となった。セリフがない分、身体で感情を伝える難しさもある中、向井の撮影に臨むテンションも少しづつあがり、緊張の中にも集中した表情を見せていた。

最初のシーンを撮り終えると、いよいよ午後からは共演のマーチとの撮影へ。マーチとは、撮影前のフィッティングやワークショップですでに顔合わせを済ませていたこともあり、2人が合流すると現場は一気に明るい雰囲気に。笑顔で挨拶を交わし、和やかなムードの中、いよいよ撮影がスタート。

撮影は、事前にワークショップで段取りしてから、撮影日にはテストなしで本番撮影する”タイスタイル”。そんな独特な現場の雰囲気を楽しみながらも、向井は現地のスタッフと密にコミュニケーションを取り、タイ語の発音やセリフを言うタイミングを一つ一つ丁寧に確認。何度もシミュレーションを重ね本番に臨み、撮影が終わるたびにモニター前で監督らとモニターチェックを行う。

共演者や監督との会話では笑顔を絶やさず明るい雰囲気の向井。その姿が一転、撮影が始まると一瞬で”俳優”へとスイッチすると、スタッフたちも真剣な表情になり、その演技を見守っていた。

向井とマーチの撮影が始まると、2人は何度も共演を重ねてきたかのように息の合った演技を見せ、監督からの細かな演出指示にも柔軟に対応。だが、、時に思わぬハプニングも起こり、マーチが手をたたきながら爆笑する場面も。撮影は終始笑顔の絶えない和やかな雰囲気で進んでいった。

初日の最後は、向井のソロシーンの撮影だった。コメディタッチの演技を求められるシーンで、得意分野の演技ではあるものの、最初は遠慮しているようにも見えた。しかし、監督から次々と飛んでくるリクエストに対し、向井は瞬時にその意図を理解し、自分なりの解釈でアドリブも交えながら演技を深めていく。彼の努力と順応力の高さに、現場スタッフも驚きを隠せないほどだった。

向井と共演するマーチは、タイでは知らぬ人がいないほどの人気俳優。撮影現場には、ほぼ全員タイ人しかいない環境の中、日本人一人で飛び込んできて、期待や不安に葛藤する向井を傍で見ているからこそ、マーチは常に一緒にモニター前で演技のチェックをし、合間にはたわいもない会話をしたりと、終始向井を気遣っている様子も見受けられた。マーチの優しさとプロ意識の高さを実感するばかりだ。

また、監督はじめとするスタッフたちも、限られた時間の中で円滑に撮影が進むようにと、カメラワークやシーンの切り替わりが激しい中で常にスピーディーにセットチェンジで場を整え、長い撮影の負担を少しでも減らそうと意識しているようだった。そんな現場の中で、向井の積極的に現場で学べることは吸収していこうとする情熱や、言葉の壁を超えて彼の物怖じしないコミュニケーション能力の高さに触発され、スタッフも次第に影響を受けていった。

向井にタイ語を自然に使ってもらえるよう、あえてタイ語で会話を続けたり、向井がリラックスできるよう、日本語で冗談を飛ばすなどスタッフの心遣いが見える場面も。お互いがリスペクトしながら撮影に臨む姿に、日タイ文化交流的な側面も感じられた。

タイと日本と異なる文化の人たちが1つの場所に集まり、ドラマを撮影する。真剣ではあるものの本当に笑顔が絶えない現場——この雰囲気が作られているのは、主演の向井とマーチの2人が太陽の様に現場を明るくするからだろう。そして出演者たちを支える明るくパワフルなスタッフ陣がいてこそ、終始活気のある、エネルギーにあふれた現場が成り立っているのだなとヒシヒシと感じられた。

ドラマ『Dating Game(仮題)』はタイ・Workpoint TVにて2025年放送。

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