『エレファント・マン』の衝撃再び!? A24による衝撃の異色作『顔を捨てた男』日本公開決定

衝撃の作品を世に送り続けるA24による新作『顔を捨てた男』。第74回ベルリン国際映画祭最優秀主演俳優賞(銀熊賞)、第82回ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ)を受賞、第97回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にもノミネートされた話題作の日本公開が決定した。
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ブラックユーモアでルッキズムを痛烈に風刺した1作

顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード(セバスチャン・スタン)。自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼は、ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れる。
別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」にそっくりな男オズワルドだった。その出会いによって、彼の運命は想像もつかない方向へと逆転していく——。
デイヴィッド・リンチの名作『エレファント・マン』(80年)を彷彿させるこの作品は、『ミッドサマー』(19年)、『LAMB/ラム』(21年)、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22年)などの独創的な作品で映画史を塗り替えてきたスタジオA24の作品。
彼らが新進気鋭の監督アーロン・シンバーグの才能にほれ込み、初のタッグで作られたのは衝撃の異色作だ。

主演は、『アベンジャーズ』シリーズ、『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(24年)、『サンダーボルツ』(25年)のセバスチャン・スタン。特殊メイクを施し、容姿が変わっていく主人公・エドワードの複雑な心情を熱演している。
共演には『わたしは最悪。』(21年)のレナーテ・レインスヴェ、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13年)アダム・ピアソンら実力派が集結した。
顔が変われば、なりたい自分になれるのか──?「ルッキズム(外見至上主義)」をブラックなユーモアを効かせながら痛烈に風刺した本作は、サンダンス国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに瞬く間に話題となった。
予告編では、エドワードが劇作家志望の隣人イングリッド(レナーテ・レインスヴェ)に惹かれながらも、自分の容姿を気にして彼女への想いも、役者への夢にも一歩を踏み出せずにいる様子から幕をあける。
一転、過激な治療を受けて、別人に生まれ変わったエドワードの目の前に、過去の自分にそっくりな「顔」にもかかわらず、正反対の明るい性格で周りの人を魅了するオズワルド(アダム・ピアソン)が現れ、歯車が狂っていく様子が映し出される。
全編16mmフィルムで撮影された雰囲気のある映像も相まって、独創的な世界観と予測不能な展開に期待が膨らむ予告となった。
また、今回解禁されたビジュアルでは、顔が異なる“2人のエドワード”が並んで配されたインパクトのあるものとなっており、「理想と現実が反転する、世にも奇妙な不条理劇(スリラー)」というコピーも相まって、顔が変わった後のエドワードの人生に何が起きるのか、期待が高まる。
『顔を捨てた男』は2025年7月11日より全国公開。
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