堺雅人主演の『半沢直樹』続編の第4話が、8月9日夜に放送された。前半部のクライマックスが展開され、視聴者の間で大反響を呼んだ。
『半沢直樹』第2話も視聴者熱狂! ツイッタートレンド1位に急浮上
本作は、池井戸潤の同名小説シリーズの「ロスジェネの逆襲」を原作とする金融ドラマ。宿敵・大和田暁(香川照之)の不正を糾弾し、子会社へ出向を命じられた半沢直樹(堺)が、東京セントラル証券の営業企画部長になり、電脳雑伎集団(以下、電脳)の大型買収をめぐって騒動が繰り広げる様が描かれる。
第4話では、半沢が電脳の粉飾決算を見破り、東京中央銀行の伊佐山泰ニ(市川猿之助)や三笠洋一郎(古田新太)に倍返しを炸裂させた。
注目されたシーンの1つが、半沢と大和田のやり取り。半沢に土下座を強いられた苦い記憶を持つ大和田は、電脳の騒動で窮地に立たされた半沢からの提案を拒み、「死んでも嫌だね!」と怒鳴り散らす。しかし大和田は半沢のもとへ引き返し、自分を裏切った部下に逆襲すべく、半沢と禁断のコンビを結成する。
その後、東京中央銀行の役員会議に乗り込んだ半沢が、伊佐山の500億円の追加融資に関する稟議書を「ゴミクズだぁー‼」と破り捨てて完全論破。伊佐山役は、涙目で半沢に謝罪した。
演者たちの迫力の演技を受け、視聴者がSNS上で「神回」「マジで濃くてスゴい」「面白すぎる」と賞賛。また大和田らのユーモラスな演技に「大和田、伊佐山の表情がスゴくて笑えた」「歌舞伎役者たちの顔芸がたまらない」という声も鳴り止まなかった。
ツイッターでは、放送から30分も経たないうちに世界トレンド1位の急浮上。翌朝になっても勢いは止まらず、17万件超のツイート数を記録している。
終盤には、池井戸の同小説シリーズ「銀翼のイカロス」を原作とする帝国航空編がスタートし、江口のりこや柄本明、石黒賢、木場勝己ら新キャストとして登場。銀行に戻った半沢が、国家権力を相手にする新たな戦いの火蓋が切って落とされた。
続きの第5話は、8月16日夜よりTBS系列にて放送される。
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