一穂ミチ原作の同名の大人気BLを劇場アニメ化した『イエスかノーか半分か』、120秒の予告編第2弾とキービジュアルが公開された!
[動画]お仕事ドラマとしても面白い『イエスかノーか半分か』予告編
『イエスかノーか半分か』はイケメンアナウンサー・国江田計と映像クリエイター・都築潮のラブストーリーで、12月に開催されるBLの世界を楽しめるイベント「BL FES‼︎ 2020-Boys Love Festival‼︎-」での上映が決定している。今回公開された予告編映像では彼らの出会いや距離が近づく様子などドキドキキュンキュンするシーンが盛りだくさんだ。
加えて計役の阿部敦と潮役の川原慶久がデュエットで歌う主題歌の一部も聞くことができる。原作者である一穂ミチが作詞を手がけ、世界観がバッチリのテーマソングだ。
ドラマCDから引き続き声を担当する2人は、計役の阿部はアナウンサーという役柄通りの美声だし、潮役の川原はイケメンで包容力あるスパダリなキャラクターに合った低音が響くイケボ。あの計と潮が動いて喋っているのを見るだけでもワクワクとしてくる。
一穂ミチ原作のBL小説「イエスかノーか半分か」はラブストーリーとしてはもちろん、お仕事ドラマとしても面白い作品。爽やかな王子様キャラで仕事も完璧なアナウンサー・国江田計は、実は外面と内面に差があり過ぎて極端なほど内弁慶で毒舌家。だけど、素顔は家族以外に見せたことはない。
そんな彼が夜な夜なプライベートの素顔モードで出歩いている時に、取材で知り合ったマイペースな映像クリエイター・都築潮とばったり遭遇して怪我を負わせてしまう。潮は計をアナウンサーの計だと気づかないまま、自分の映像制作を手伝わせることに。しぶしぶ毒舌を吐きながら手伝う計だが、他人に素顔をさらけ出すことがない計は潮との関係を居心地いいと感じるようになる。そんなとき、計の仕事に大きな変化が…?!
とても切ない作品も多く紡ぐ出す一穂ミチだが、この作品はコミカルで入りやすい。かと言って決して底が浅いわけじゃなく、人と人との繋がりや人生も考えさせてくれるところはさすが! キャラクターや心情描写はしっかりしていてこまやかで、恋愛のドキドキもたっぷりと味わえる。人気は高くシリーズ化されており、新刊のスピンオフ「つないで イエスかノーか半分か番外編(4)」が発売されたばかりだ。
また、今回は劇場アニメ版『イエスかノーか半分か』のキービジュアルも公開された。原作でイラストを手がけている竹美家ららが原案の構図を考えたという素敵なイラスト。計と潮の手が絡み合い、潮は優しい笑顔で計は舌を出して腹黒さが漂い、キャラクターの魅力が出ている。
このイラストが使用されたムビチケは8月15日より発売開始。なおムビチケはアニメイト限定版のちびキャラのイラストのタイプと全2種がある。どちらも欲しくなってしまうから2回見るのもアリだ。今からムビチケを購入して12月の公開を楽しみに待とう。(文:矢野絢子/ライター)
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