DCコミックスや映画シリーズで人気のキャラクター・バットマンを題材にした新作映画『ザ・バットマン』が、2021年に劇場公開されることが明らかになった。合わせて2分24秒の予告映像が解禁されている。
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『ザ・バットマン』は、社会現象を巻き起こし数々の賞レースを沸かせた『ジョーカー』(19年)、数々の記録を更新した『ワンダーウーマン』(17年)の最新作『ワンダーウーマン1984』(2020年10月9日公開)など、話題作が続くDCの新作。バットマン単独映画としては、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となる。
監督・脚本を務めるのは、新『猿の惑星』シリーズで注目を集めたマット・リーブス。新バットマン(ブルース・ウェイン)には、『ハリーポッター』シリーズ、『トワイライト』シリーズ主演、9月18日公開の『TENETテネット』にも出演する英俳優のロバート・パティンソンが抜擢された。
またペンギン役をコリン・ファレル、リドラー役をポール・ダノ、キャットウーマン役をゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役をジョン・タトゥーロ、そしてアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役は、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。
今回解禁された映像は、8月23日に開催された、全世界のアメコミファンの祭典となるDC史上最大オンラインイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」で初お披露目されたもの。「君とボクで謎解きをしよう」というバットマンへの挑戦状に始まり、「正義を気取るならウソはなし」「見て見ぬフリをした代償は?」と謎めいたセリフが続き、『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』を彷彿とさせる不穏な雰囲気が漂う映像に仕上がっている。
物語の全容は明らかにされていないものの、バットマンの象徴であるバットスーツや、バットマン愛用の特殊車両「バットモービル」など、ファンを熱くさせるおなじみのガジェットは本作でも健在だ。
マット・リーブス監督によれば、本作はミステリーの要素が色濃く、バットマンの誕生ではなく、若き日のバットマンの物語。人気ヴィランたちに関しては、ヴィランになりきる前の姿を描くという。本作に影響を与えた作品として『チャイナタウン』(74年)、『フレンチ・コネクション』(71年)、『タクシードライバー』(76年)に代表される、70年代のリアルなストリートを題材にした作品を挙げている。
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