K-POPでふたりの日本人を擁する注目の次世代ガールズグループ。実力はホンモノ

#AOA #K-POP #ガールズグループ #チェリーバレット #メイ #レミ #日本人アーティスト 2020.09.03

kpop cherrybullet レミ　メイ — 公式Instagram＠cherrybulletより　メイとレミ

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ふたりの日本人を擁するK-POPガールズグループが注目を集めている。昨年デビューし、その名も「チェリー」と「弾丸」、つまりラブリーでありながらエネルギッシュな7人組のガールズグループ、Cherry Bulletだ。

Aprilなのにサマーアルバム!? K-POPガールズグループの美しいグラビアも魅力

メンバーの中心は、ガールズグループのボーカルNo1を決める韓国のサバイバル番組「V-1」で5オクターブの音域を誇りホイッスルボイスでマライア・キャリー「Emotion」級の超高音を披露したボラと、スイートでありながらパワフルなハリのある声で「鼓膜の恋人」といわれるほど繊細な表現力を持ち合わせたヘユン。歌の面では、スペックと表現力の双璧を揃えた強力なふたりのメインヴォーカルが強みだ。

一方、パフォーマンスの面で魅力を発揮しているのが、ふたりの日本人だ。ダンスになるととびきりの元気印でキレのある動きを見せるレミと、チームいちの高身長170cm越え＆美形が映えるも最年少で16歳のメイ。キャラクターは違うが、TWICEでいうとモモとツゥイのようなポジションだろうか。

そんな彼女たちの6ヵ月ぶりとなる心待ちのカムバックは、デジタルシングル「Aloha Oe」。彼女たちにとって初のサマーソングで、夏らしい明るい曲調、そして涼しげで爽やかなビジュアルが印象的だ。

海に向かって出発し、着いたのは夏のリゾート地という設定。太陽の日差しがふり注ぐ下、強いコントラスト感の青い海と白い雲が目に飛び込んでくるイメージだ。

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コスチュームも、前曲の「Hands Up」はブラック基調だったが、今回は原色系のストライプなどラブリーな出で立ちで登場。泳ぐような仕草や、「夏にお願い」する部分のおねだりするような仕草など、バリエーションに富んだポイントダンスがめまぐるしく続き、リズミカルながら休む暇がない。

もっとも歌詞はと言うと、「夏に又会おう」「幸せな夏を思い出して今年もいい夏にしましょう」と、ありし日の熱い夏をもう一度……という内容で、なかなかに切ない曲。今年はそんな夏物語がはじまることすらなく夏を終えた感があるので、誰にとってもしっくりくる曲だと思う。

そしてこの歌詞は、Lullet（ファンの呼称）ともオンラインで逢うしかなかったメンバー達の寂しい気持ちともそのまま重なる。失われた時間を取り戻そうとするように、動画配信アプリ＆サイト「V LIVE」では毎日のようにメンバーがファンと交流している。先輩ガールズグループAOAが7月にリーダー・ジミンが脱退して揺れる中、次代を担うアイドルグループとしてニューアルバムに向けて頑張って欲しい。（文：fy7d）