女優の米倉涼子が、2021年配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『新聞記者』で主演を飾ることがわかった。米倉本人は、本作への参加に「全く新しい、強く、ひたむきで魅力的な女性を演じられるよう精一杯挑みます!」と強い意欲を示している。
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本作は、東京新聞所属・望月衣塑子の同名小説を原作とする社会派サスペンス。若手の女性新聞記者と若手エリート官僚の対峙・葛藤を描く。シム・ウンギョンと松坂桃李がタッグを組んだ映画版は、近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開、スタイリッシュな映像で第43回アカデミー賞の最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した。
今回のNetflix版は、映画版と異なるアプローチで、より深く、刺激的に現代社会の問題を浮き彫りにしていくという。“新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞社会部記者の松田杏奈を、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズや『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』などで闘う女性を演じてきた米倉が演じる。監督は、映画版に引き続き藤井道人が務める。
本作出演にあたって米倉は「自身の信じるものを貫くことが難しいこの世の中で、忖度なく、慣例や慣習を打ち破って突き進む新聞記者・松田杏奈。全く新しい、強く、ひたむきで魅力的な女性を演じられるよう精一杯挑みます! 杏奈がどのように、正義を貫き、今の時代と対峙するのか。ぜひご期待ください!」とコメントしている。
原案・企画・制作を担当する河村光庸氏は「世界の人々の価値観を根底から変えようとしているWithコロナの時代。社会の『自主規制』の強要に呼応するかのように多くの報道メディアは、『同調圧力』を加速させ、社会に『分断』と『委縮』を持たらしました。はたして我々は『多様性』『創造性』を踏みにじられ、『寛容な社会』のカケラさえ見出すことのできない時代に葬られてしまったのでしょうか? 『映画こそ自由な表現を』の旗を掲げ、報道の在り方を問い、多くの賛同を得た映画『新聞記者』は、全く衣を変え、Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』として世界へと羽ばたきます」と語っている。
Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』は、2021年より全世界配信予定。
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