高倉健作品が好評につき追加上映決定! 宮崎駿の処女作品も4Kで鮮やかに蘇る
高倉健が2014年に逝去して七回忌を迎えるにあたり、2020年11月6日より『動乱 4Kデジタルリマスター版』がT・ジョイPRINCE品川他で劇場上映される。吉永小百合と初共演した本作は、今回の公開に合わせて全コマ4Kデジタルスキャンして修復したもので、劇場公開当時の美しい映像を再現する。
・高倉健の追悼特集上映で倍賞千恵子と中野良子の舞台挨拶登壇が決定!
また、丸の内TOEIでは、任侠シリーズ第2作『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』(66年)、キアヌ・リーブスの出世作『スピード』の元ネタと言われる『新幹線大爆破』(75年)に続き、9月25日より脱獄シリーズ第一弾『網走番外地』(65年)、倉本聰の脚本が光る『冬の華』(78年)が高倉健特集として順次上映されているが、好評につき追加上映が決定した。シリーズ第一弾の『日本侠客伝』(64年)と、初回公開時以降ほとんど上映がなく幻の作品と言われた『鯨と斗う男』(57年)だ。
なお、これに合わせて4Kデジタルリマスターが施された東映ヴィンテージアニメの公開も決まった。「とーあに!これくしょん」から宮崎駿がはじめて携わった『太陽の王子 ホルスの大冒険』のほか、手塚治虫原案『わんわん忠臣蔵』、『安寿と厨子王丸』『わんぱく王子の大蛇退治』の上映も決定した。こちらは親子で見にいきたい。
劇場では感染症予防のため、マスク着用必須。座席は1席間隔を開けての鑑賞となるので、丸の内TOEIの劇場WEB(https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/)からの事前予約がお勧め。
時を経ても色あせない邦画の名作が、文字通り色鮮やかに蘇った。こんな時代だからこそ、人間味溢れる一連の投影作品をハイクォリティな画像で見直してみては。(文:fy7d)
[上映スケジュール]
T・ジョイPRINCE品川(東京都港区高輪4-10-30 品川プリンスホテルアネックスタワー3F)他
●11月6日〜
『動乱 4Kデジタルリマスター版』
丸の内 TOEI(東京都中央区銀座 3-2-17)
●9月25日〜10月1日
『網走番外地』
『冬の華』
●10月2日〜10月8日
『日本侠客伝』
『太陽の王子 ホルスの大冒険』
『わんわん忠臣蔵』
●10月9日〜10月15日
『鯨と斗う男』
『安寿と厨子王丸』
『わんぱく王子の大蛇退治』
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04