三浦春馬出演のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が、10月6日に最終回を迎えた。SNS上では、ほぼ三浦不在のストーリーに対して視聴者が「涙が出てきた」「“春馬君にありがとう”を伝える回だよ!」と様々な声を上げた。また番組最後には、番組のキャスト・スタッフから三浦へ追悼の言葉が送られた。
三浦春馬の最後の出演ドラマスタート キュートすぎる演技に視聴者「笑顔見ると切なくなる」「泣ける」
同作は、松岡がTBSの連続ドラマで初主演をつとめ、『凪のお暇』(TBS系)の脚本家・大島里美によるオリジナルラブコメディー。三浦の死去に伴い、6日放送の第4話が最終回となった。九鬼玲子(松岡)は、猿渡慶太(三浦)からの突然のキスに動揺して、眠れない夜を過ごす。一方、慶太も動揺を隠しきれない。そうした最中、玲子は離婚した父親・桃田保男(石丸幹二)の10年分の仕送りを発見。それを返しに伊豆へ旅をして…というストーリーが展開された。
キャスト・スタッフ一同が追悼テロップ「春馬くん、ずっと大好きだよ」
三浦が慶太として画面に現れたのは冒頭と回想シーンのみ。玲子とキスをしてから自分の部屋へ戻って眠るも、なかなか眠れず、早朝にどこかへ出て行ってしまう。三浦は回想シーン以外に画面へ戻ってくる気配を見せず、視聴者らがSNS上で「三浦春馬くんがもういないことを突きつけられてて普通にしんどい」と声を漏らした。
慶太のペットロボット・猿彦とともに伊豆へ出かけた玲子は、たまたま居合わせた板垣純(北村匠海)と行動をともにし、ついに父親と再会する。一方、玲子の家に慶太の父親・富彦(草刈正雄)や母親・菜々子(キムラ緑子)が赴き、慶太の部屋をのぞく。
三浦がいない物語を埋めるような展開に、視聴者は「切なくなって、泣けてくる」「涙腺がぶっ壊れるー」「今日の最終回…出演者、スタッフからの“春馬君にありがとう”を伝える回だよ!」「ドラマというより三浦春馬思い出語りになっていて余計に涙出る」「全てのセリフが三浦春馬に対してのセリフに聞こえて、泣けてくる」とツイート。三浦を偲んだ。
終盤には、父親と仲直りした玲子が、猿彦に向かって「(慶太は)隣にいるけど気づかないけど、隣にいないと…正直、腹も立っていますよ」「どうしてか…どうしてか寂しいみたいです。会いたいみたいです。猿渡さんに。つまりほころびを繕っているうちに猿渡さんのことを」と慶太への思いを吐露。ラストシーンは、玄関がガラガラ開く音が鳴り、入ってきた誰かに玲子が笑顔を見せて幕が閉じた。エンディングでは、三浦の笑顔とともに、キャスト・スタッフ一同から寄せられた「春馬くん、ずっと大好きだよ」というテロップが流れた。
松岡茉優は心境コメント「2人の物語はあり続ける」
松岡は、放送前に自身のインスタグラムで「ドラマは今日で終わりますが2人の物語はこれからもきっとあり続けるのだと思います。2人の今日はどんなかな?って私もたまに考えます」とコメント。「物語は途中で終わったわけではなく、未完のままというわけでもないドラマとしてみんなで走りきれたと私は思ってます」と心境を述べていた。
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