9月18日から全国公開されている『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、4週連続で観客動員数トップ3にランクインしている。興行収入12億円超えの大ヒットを記念して、10月16日より、本編の35mmフィルムから4コマを切り出したカットフィルム(数量限定)が入場者へプレゼントされることが明らかになった。
京アニの完全新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が大ヒットを記録!
本作は、代筆業に従事する少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの生き様を描くファンタジー。幼少から兵士として闘い、心を育む機会が与えられなかったヴァイオレットは、大切な上官であるギルベルト・ブーゲンビリアが残した「心から、愛してる」という言葉の意味を理解できなかった。戦争が終結し、両腕が義手となったヴァイオレットは手紙を代筆する仕事に就く。仕事と人々との触れ合いを通して、彼女は少しずつ言葉の意味を理解していく…というストーリー。
稲垣吾郎、周庭…著名人が泣けると告白
完全新作となる今回の劇場版は、公開から24日間で観客動員89万8663人、興行収入12億8380万3400円をマーク。新作含め公開館数300館以上の大作が公開される中、153館での展開にもかかわらず、週末ランキングで4週連続トップ3に入る健闘を見せている。映画鑑賞者の作品評価も非常に高く、客層としては20〜30代・大学生などが多く見られる一方、上は60代までと広がりを見せている。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は著名人にも愛されている。ディズニー映画『ムーラン』に関するツイートなどで話題の香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)も、9月19日に「最近で一番好きなアニメ作品といえば、絶対に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』です。このアニメを観ると、何回も涙があふれてきます。昨日劇場版が日本で公開されましたが、日本に行けたら、見に行きたいな」とツイート。元SMAPの稲垣吾郎も、6月14日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)内のインタビュー企画「100のコト」にて、「『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見て泣いた」と告白している。
涙なしには見られない本作。劇場版も1度ならず2度、3度と映画館へ足を運びたい!
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