1997年に第1巻が出版されて以来、世界中で愛され続けている『ハリポタ』の世界。2001年には映画化もされ、更なる人気を呼び起こしました。ここでは、2020年の「ハリポタ」3大ニュースを振り返ってみましょう。
としまえん跡地にスタジオツアー施設がオープン決定
8月で閉園した東京都練馬区の遊園地「としまえん」。その跡地に『ハリー・ポッター』の世界を体験できる大型施設が、2023年にオープンすることが正式に発表されました。英ロンドンで2012年に開業した「ワーナーブラザース・スタジオツアー・ロンドン メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に続き、世界で2番目となる「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が誕生するのです!
『ハリー・ポッター』を彩る英国俳優、オスカー俳優はじめ主役級がゴロゴロ!
公式発表によると、施設の広さは約3万平方メートルで、「サウンドステージ」と「バックロット」という2つの展示スペース、入場口の前には魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアも計画されているとか。映画で使用された衣装・小道具の展示はもちろん、ロンドンのスタジオツアー同様、ホグワーツ魔法魔術学校の大広間や、ダイアゴン横丁のセットも再現されるかもしれません。2023年前半のオープンが今から楽しみです。
House of MinaLimaロンドン本店がリニューアル
映画『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズの全グラフィックデザインを手掛けるデザイン・デュオ「MinaLima」(ミナリマ)。2人が手掛けたグラフィックアートの世界を楽しめるロンドンのギャラリー兼ショップ「House of MinaLima」がロンドン市内のソーホーに移転し、9月1日にリニューアル・オープンされました。
ハリーの彫像がロンドンのレスタースクエアに登場
同じくイギリスの話題ですが、ロンドンの中心地にあるレスタースクエア(Leicester Square)といえば、広場中央の噴水を囲むように、くまのパディントンやミスター・ビーンなど有名キャラクターの像が並ぶ“映画の街”ロンドンを象徴するような場所。今年の9月末、そんなレスタースクエアに、クィディッチのユニフォームを着てホウキにまたがるハリー像がお目見え。額の稲妻型の傷あとやクィディッチの試合で履くブーツなど、細かいところまで作り込まれています。
ちなみにハリーのホウキは最新モデル「ファイアボルト」ではなく「ニンバス2000」。第1作『賢者の石』で、初めてクイディッチの試合に臨むハリーを再現したんだとか。2021年には『賢者の石』公開から記念すべき20周年を迎える同シリーズ、来年はどんなニュースが飛び込んでくるのでしょうか?(Sara Suzuki/London)
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