一見、謙虚。でも無神経すぎるキム・カーダシアンに非難相次ぐ

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キム・カーダシアン
キム・カーダシアンのInstagramより

全米コロナ感染拡大の中で盛大パーティ開催

キム・カーダシアンが40歳の誕生日を、親しい友人や親族とプライベート・アイランドで盛大なバースデー・パーティを開いた。新型コロナウイルス感染拡大の勢いが再び増している中、全く空気を読まない能天気な行動には驚きの声が上がっている。

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10月21日に40歳になったキムはSNSでパーティの様子を、ゲストたちと楽しむ写真の数々を添えて報告。だが、「40歳になって、謙虚さと祝福されていることを感じています。当たり前だと思って過ごす日は1日たりともありません。特にこのような時期は、本当に大切なことに気づかされます」という文に始まる投稿に添えられた画像では、誰もがマスクなし。

「今年の私の誕生日には、今の私を形成してくれた人たちと一緒に過ごすのが最善だと思いました。COVID以前、私たちは安全な環境で家族や友人と一緒に旅をしたり、一緒にいることができるという単純な贅沢さを、誰もが本当に理解していなかったと思います。」というキムは言葉を尽くして、事前の感染予防に万全の体制で取り組んで、海外の南の島への旅行を実施したことを説明。

「2週間、複数の健康診断を受け、みんなに自主隔離をお願いした後、私の最も親しい内輪の人たちにプライベート・アイランドへの旅でサプライズしました。そこではほんのひと時だけ、私たちみんなが普通に振る舞えるんです」と安全性を強調したが、キムや家族が暮らすアメリカ国内はもちろん、世界では感染者数が増え続けている。誕生日を祝うためだけに海外へ行き、それを堂々と世界中に発信した投稿には批判的な意見が寄せられている。

セレブたちは皮肉たっぷりの投稿を次々と

ツイッター上では「2週間、複数の健康診断を受け、みんなに自主隔離をお願いした後、私の最も親しい内輪の人たちにプライベート・アイランドへの旅でサプライズしました。そこではほんのひと時だけ、私たちみんなが普通に振る舞えるんです」という文面をコピーして貼り付けたうえで思い思いの画像を貼り付けてつぶやくアカウントが続出。

コメディ俳優のザック・ブラフは、NetflixでドキュメンタリーにもなったFyreフェスティバルの創設者ビリー・マクファーランドとラッパーのジャ・ルールの写真を使い、同じく俳優のパットン・オズワルドは1996年の映画『ドクター・モローの島』のマーロン・ブランドの画像、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力告発記事を手がけ、MeToo運動のきっかけを作ったジャーナリストのローナン・ファローはヒエロニムス・ボスの「快楽の園」の一部を引用。『ミッドサマー』や『パラサイト 半地下の家族』の場面写真を使ったものや、恐竜の画像を使ったアメリカ自然史博物館、ニュージャージー州の公式アカウントまでもが『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』で休暇に出かけた主人公たちの画像をつけて投稿。

「踊ったり、自転車に乗ったり、クジラの近くで泳いだり、カヤックに乗ったり、ビーチで映画を見たり、他にもたくさんのことをしました。ほとんどの人にとって、このようなことは今すぐには手の届かないことだと思いますが、こんな時期こそ、自分の人生がいかに恵まれているかを謙虚に思い知らされます」という、謙虚なようでいて空気の読めない投稿への反響は大きい。