『天デ部』共同原作者の鈴木ツタは人気BL漫画家!
本日よりTVアニメシリーズ化が放送開始する『天地創造デザイン部』、コミックの原作・鈴木ツタが手がけたBLコミックスを紹介!
2021年1月7日よりTOKYO MXなどで放送スタートする『天デ部』こと『天地創造デザイン部』(TOKYO MXでは毎週木曜24:00~)。原作は「月刊モーニングtwo」にて2017年より連載中の人気コミックだ。
・あのイケメン俳優が? あの話題作の監督も?! 実はBLに携わっていた!
天地を創造した万能の神=クライアントが、地上の生き物を造ることが面倒になり下請けの天地創造社に依頼する。神様との連絡役である天使や、デザイナー・エンジニアたちが、日々模索、奮闘しながら生き物たちを生み出す過程を描いた“生き物創造お仕事コメディ”だ。その独特の世界観や、興味深くてためになる生き物トリビアが「ざんねんないきもの辞典」のように面白くて話題を呼び、老若男女問わず幅広い層からの支持を得ている。
コミックの作画はたら子が手がけ、原作は蛇蔵と鈴木ツタによる共同原作となっている。この原作を担当している鈴木ツタは、多くのBLコミックを描く人気漫画家だ。代表作には、ケモミミ・ファンタジーBLの「この世 異聞」や美形チャラ男×ヒゲ堅物の貴族BL「BARBARITIES」などがある。
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筆者一押しは社会人同士のBLを描いた「メリーチェッカ」
鈴木ツタ作品の中で筆者が大好きなのは、知る人ぞ知るというか、鈴木ツタファンならみんな大好きな「メリーチェッカ」だ! ファンタジーや時代ものではなく、リアリティある社会人同士のBLだ。
主人公は黒髪メガネで目付きも鋭いサラリーマンの潮見。実は昼休みは携帯とにらめっこ、合コンよりもオフ会優先という人気のブロガーだ。“塩”というHNで辛辣な口調で日常を綴っている。ある日、オフ会に注目のブロガーで青春小説を書いて人気が爆発した、天然癒し系萌えキャラの“みや”が参加することに。どんなかわいい女の子が来るだろうと期待して浮き足立つオフ会参加者の前に現れたのは、天然癒し系ではあるけれどクマのような大男だった…!
オフ会で酔いつぶれた塩はみやのうちで目覚め、2人の交流が始まる。劇中に「大人の青春」という言葉が出てくるが、まさにそれ。人と距離を計りながら生きる術を身につけてきた大の大人が居心地のいい相手と出会って、距離を近づけていき、この気持ちはなんなんだろう? と立ち止まって考える…。いい年をした社会人の初々しい姿にキュンキュンして、人を好きになる気持ちが形作られていく高揚感にどきどきしてしまう。
ツンデレリーマンと人懐っこい大男の恋愛がかわいい!
恋愛に落ちていく、いや昇っていく彼らが2人とも愛おしくてかわいい! 黒髪メガネで無表情な塩は典型的なツンデレで、恋愛を自覚すれば積極的(エロの意味ではなく)になり意外と漢気あるところがかっこかわいい。酔ったり寝たりすると無防備になっちゃうところは天然魔性な魅力。「ただいま」や「おかえり」に“さん”の敬称つけちゃうって、なにこのかわいい生き物! と身悶えしちゃう。
彼とは対照的なみやはホワッとした笑顔だけでも癒されてしまう人懐っこい大男。塩のことが好きな気持ちが表情からも態度からも滲み出ていて、天然魔性な塩に振り回されちゃう姿がかわいそかわいい! ヘタレ攻め好きとしてはたまんない! 押さえるとこは押さえてるのが頼もしいけど、体もおおきな大人なのに泣いちゃうところなんて愛らしい。包容力も備えてるところがまたいい。
そんな2人の“かわいい大人のラブストーリー”がとっても萌えるBLなのだ。気になった方はぜひとも読んでみて欲しい。ちなみにこの作品は鈴木ツタの「3軒隣の遠い人」のスピンオフだが、元の作品を読んでいなくても楽しめるのでご安心を。あと! 鈴木のふわふわの飼い猫たちがとってもかわいいのでTwitterもチェックしてみて欲しい。(文:牧島史佳/ライター)
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