映画『あのこは貴族』より、主演・門脇麦の美麗なウェディングドレス姿が映し出されたビジュアル・本編映像などが解禁された。
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本作は岨手由貴子監督、山内マリコ原作のシスターフッドムービー。都会の異なる環境を生きる2人の女性、榛原華子(門脇)と時岡美紀(水原希子)が恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描く。
今回到着した場面写真では、お見合い結婚した華子と代々政治家を輩出してきた名家出身の幸一郎(高良健吾)によるウェディング写真が解禁。門脇の長いトレーンを引く門脇の麗しいウェディング姿が映し出されている。2人が並び立つその姿は気品にあふれ、神聖な空気をも感じとれそうだ。
劇中カットでは、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えられている。
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同時解禁された本編映像では、親族一同が揃って記念写真を撮影するシーンを切り取っている。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れるシーンとなっている。
同シーンの撮影は岨手監督のこだわりで、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、貴族的な両家の雰囲気がひしひしと伝わってくる。
門脇は、高良との芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身をゆだねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影を振り返っている。
『あのこは貴族』は2月26日より全国公開。
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