半裸で歓喜に沸くロッカールーム!『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』本編映像を公開

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マラドーナ
(C)2019 Scudetto Pictures Limited G

セリエA優勝の瞬間を捉えた予告映像を公開

昨年11月に60歳でこの世を去ったサッカー選手ディエゴ・マラドーナ。彼の秘蔵映像とこれまで深く知られていなかった波瀾万丈の人生を収めた映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』が2月5日公開される。このたび、その本編映像と、マラドーナのコメントが公開された。

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このたび解禁となったのは、セリエA優勝を決めた試合後のロッカールームでの映像。マラドーナは、チームメイトと共にシャンパンファイトで歓喜に沸き応援歌を大合唱したのち、インタビュアーからマイクを奪い、ブルーノ・ジョルダーノとフェルナンド・デ・ナポリにインタビューしている。

マラドーナ自身も「ナポリに来た時、優勝すると思ってた?」と聞かれると、「ああ、バルセロナでは結果を残せなかった。コパ・デル・レイで優勝したが、だが、もし俺が……その……」と答えた所で、インタビュアーまでびしょ濡れになった様子を見て大爆笑。マラドーナの無邪気な素顔が垣間見える映像となっている。

しかし予告映像はそのあと、15歳にして一家の大黒柱になったスター選手には、数々のスキャンダラスな裏の顔があったことが示唆されて終わる。

当時のヒーローインタビューでは、「まさに人生最高の瞬間だった。だって優勝の経験はこれまでもあるが、自国開催で優勝を経験していない。1978年のW杯では代表に選ばれなかったからね。だから今回が一番重要なんだ」と語っていた。まさ、のちに当時を振り返ったインタビューでは、「ナポリにとってリーグ優勝はW杯優勝と同じだ。疑っていた者たちもこれで信じざるを得ない。俺が最高だとね」と誇らしげに語っていた。

輝けるサッカー選手とダークな私生活の二面性描く

本作は、マラドーナの人生を描いたドキュメンタリー映画。

世界的な人気を誇るアルゼンチン出身のマラドーナは、1984 年に熱狂的な観客が集うイタリア南部の弱小クラブ SSCナポリに移籍する。ピッチでは、“神の手”や“5人抜き”でチームをメキシコW杯優勝へ導き、“クラブ史上初”のセリエAで優勝したことにより、スーパースターとしてヒーローとなる。

しかしプライベートでは、マフィアとの交際、愛人とのゴシップ、コカインでの逮捕により、トラブルメーカーとして忌み嫌われる存在に。サッカーを愛する表の顔とマスコミを騒がせる裏の顔という二面性が明らかになっていく。

監督・製作総指揮は、『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』で英国アカデミー賞受賞、『AMY エイミー』でアカデミー賞受賞を果たしたイギリスの俊才、アシフ・カパディア。生前のマラドーナ本人による完全な協力を得て、500時間にも及ぶ貴重な秘蔵映像をもとに天才の光と影が明かされる。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、英国アカデミー賞ノミネート、映画批評サイト「ロッテントマト」89%大絶賛など、世界中で高く評価された。

『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は、2月5日公開。