ジャニーズが入っていない!? 10代が選ぶ期待のアーティストランキング 驚きの結果!
#DISH//#Eve#YOASOBI#ずっと真夜中でいいのに。#すとぷり#もさを。#ヨルシカ#優里#瑛人#緑黄色社会#Simeji
1位はYOASBOI、ネット発が上位に
Simejiランキングの10代が選ぶ「2021年前半でさらに飛躍しそうなアーティスト」が発表されて、その意外な結果に驚かされた! え!? あの芸能事務所のアーティストは入ってないの? え? あっちが入っているの!?
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Simejiとは若い世代に人気の日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ。Simejiユーザーへアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化した「Simejiランキング」を発表している。
10代に人気のSimejiが行い、2600人以上が有効回答しているというから、信ぴょう性は高い。
知らないアーティストがいつの間にかSNSで大人気になっていたりと、最近は流行のスピードがますます速くなっていて、若い世代ならそのスピード感はなおさら。今の10代が「さらに飛躍しそう」と期待を寄せるアーティストのTOP10はとても興味深い。その結果は意外なことがあって筆者は驚かされた。
第1位~6位まではいわゆるネット系アーティストで、これは予想通りと言えば予想通り。YouTubeなどの動画配信サイトやSNSなどのネットカルチャー発のネット系アーティストは若い世代人気が高いことは知られている。それにしても6位まで占めているという事実には改めて、そこまでなのか!とは思うが。
第1位は小説&イラスト投稿サイトの作品を音楽にするプロジェクトから生まれた「YOASBOI」。昨年末の『NHK紅白歌合戦』にも出場したことで若い世代以外も知る人が多いだろう。2位~4位は大人気アニメ『呪術廻戦』のオープニング主題歌「廻廻奇譚」(かいかいきたん)の「Eve」、劇場アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』のエンディングテーマを担当した「ヨルシカ」、映画『約束のネバーランド』主題歌「正しくなれない」の「ずとまよ」こと「ずっと真夜中でいいのに。」と、人気コミックやアニメにも携わるネット系アーティストがランクイン。
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第5位はYouTubeやツイキャスなどの動画配信を中心に活動するエンタメユニットの「すとぷり」が登場。先月はメディアに顔出ししないすとぷりが『間ジャム 完全燃SHOW』にパネル越しで出演したことも話題に。その際に「2.5次元アイドル」と紹介され、ネットがざわついたことも記憶に新しい。6位はTikTokでの弾き語り動画やYouTubeで人気のシンガーソングライターの「もさを。」だ。
10代のテレビ離れの結果?
そして、第7位でやっとテレビでもお馴染みの顔が登場するのだが、それがなんと「DISH//」なのだ。え!? ジャニーズじゃないの? スターダストのDISH//なの!? その後の10位まで見てもジャニーズはランクインしていない。もしかして、もしかしなくても、やはりジャニーズ神話は崩壊したのだろうか?
EXILEも人気があるが、10代にとりわけ人気が高いという気はしない。しかし、ジャニーズがTOP10にまったく顔を出さないことには驚かされた。ジャニーズというより、10代のテレビ離れに拍車がかかりまくっているのだろうか。
DISH//はテレビでもお馴染みだが、注目されたのは何と言っても、メンバーの北村匠海が歌う「猫」(「猫~THE FIRST TAKE ver.~」)がYouTubeでバズったからだろう。彼らもネットがきっかけでブレイクしたと言っても過言じゃない。
それを考えるとネット系でないのはギリギリ10位に滑り込んだ「リョクシャカ」こと「緑黄色社会」といったところか。10代が期待するアーティスト ランキングは非常に面白い結果だった。これからの音楽シーンがさらに変わるかもしれない。(文:小野田礼/ライター)
【1位~10位までのSimejiのコメント】
第1位 YOASOBI
「小説を音楽にする」という独特のスタイルでネットから人気を広げ、2020年の「NHK紅白歌合戦」にも参加した「YOASBOI」が堂々の1位にランクイン。2019年の結成から怒涛の勢いでファンを増やしており、2021年以降さらに活躍する姿を見たいという期待の声が多いようです。2021年1月には1st EP「THE BOOK」もリリースされ、ネット以外での接点もますます増えてきています。
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第2位 Eve
2位に登場したのはシンガーソングライターの「Eve」。大人気漫画「呪術廻戦」のアニメのオープニング主題歌として「廻廻奇譚」(かいかいきたん)が採用されたことでも注目を集めました。ニコニコ動画の歌い手としてデビューしており、なんと現在でも2009年投稿の動画をニコニコ動画上で視聴することが出来ます。(2021年1月25日現在)数々のアニメや映画の主題歌をてがける人気のアーティストです。
第3位 ヨルシカ
YouTubeを中心に大人気の「ヨルシカ」が3位に登場。作曲家として活動する”n-buna(ナブナ)”が女性シンガー”suis(スイ)”を迎え2017年に結成したバンドです。2020年には新曲「春泥棒」が大成建設のCMソングとしてオンエアされ話題となりました。「NEWS23」(TBS系列)やアニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」のエンディングテーマに選ばれる等、ますます活躍の場を広げています。
第4位 ずっと真夜中でいいのに。
4位にランクインしたのは「ずっと真夜中でいいのに。」。2018年にYouTubeに投稿した処女作「秒針を噛む」が驚異的な再生回数を見せ、注目を集めたアーティストです。2020年1月現在、動画は8,000万再生に到達しています。2020年には、映画「約束のネバーランド」の主題歌として提供した「正しくなれない」のミュージックビデオを公開しました。2021年1月にラジオ番組の「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)パーソナリティを務め、NHK総合「SONGS」ではテレビ初出演を果たします。
第5位 すとぷり
YouTubeやツイキャスなどで中心に活動する「すとぷり」が5位に登場。2016年にリーダーのななもり。が発起人として結成しました。6人のメンバーで構成されており、ゲーム実況など音楽以外の活動も行っているグループです。2020年12月には3rdフルアルバムの『Strawberry Prince』収録の「Feel Free!」のミュージックビデオが公開され、メンバーの3Dモデルが公開となりました。2021年にはテレビ出演等、ネット以外での登場を期待している声も多いようです。
第6位 もさを。
シンガーソングライターの「もさを。」が6位にランクイン。TikTokでの弾き語り動画やYouTubeへの投稿動画が人気で、ネットを中心に人気を集めています。2020年7月に初のオリジナル曲としてリリースした「ぎゅっと。」は、SpotifyバイラルチャートやLINE MUSICウィークリーランキングで1位を獲得、2021年にはライブ配信サービス「LINE LIVE」で同曲の実写ミュージックビデオ出演オーディションが実施されるなど、目が離せません。
第7位 DISH//
7位に登場したのはダンスロックバンドの「DISH//」。2011年に結成され、2013年6月にメジャーデビューしました。2020年12月には「第62回輝く! 日本レコード大賞」(TBS系列)の優秀作品賞を初受賞するなど、大躍進を遂げています。既に日本武道館での単独公演を通算5回実施するなどアーティストとして確固たる実力と人気を集めています。2021年は彼らにとってどんな一年になるのでしょうか。
第8位 優里
ハスキーボイスが特徴的なシンガーソングライターの「優里」が8位に登場。所属していたロックバンドグループの解散後に、路上ライブを中心に活動してきました。新型コロナウイルスによる影響で、2020年には活動の場をYouTubeへと移し2020年10月リリースの楽曲「ドライフラワー」ではLINE MUSIC月間ランキングで2ヵ月連続月間1位を獲得しています。(※)
(※LINE MUSIC月間ランキング https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002824.000001594.html)
第9位 瑛人
楽曲「香水」の人気が爆発したシンガーソングライターの「瑛人」が9位にランクイン。2019年5月投稿の「香水」のYouTube動画は既に1億3,000万再生を超えています。(2021年1月現在)。2020年の年末には「NHK紅白歌合戦」への出場も果たしました。TV番組への出演等も増え、ますます人気を加速させている瑛人が今年の元旦にリリースしたファーストアルバム「すっからかん」も話題です。
第10位 緑黄色社会
高校の同級生と幼馴染によって結成された4人組バンドの「緑黄色社会」が10位に登場。ボーカル長屋晴子の力強い歌声が特徴的なバンドで、2020年にはテレビ番組向けのテーマソングやオープニングテーマを数多く提供するなど、より活躍の場を広げました。2021年2月にはアニメ「半妖の夜叉姫」(読売テレビ・日本テレビ系列)のエンディングテーマ「結証」をリリースすることが決まりました。2021年の更なる飛躍に期待ですね。
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