“島流し”された破天荒社長と真面目店長がスーパーを再建!?

#ペガサスマーケット #韓国ドラマ #韓流 2021.02.08

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大人気WEB漫画原作のコメディドラマ『ペガサスマーケット』　

累計再生11億回を記録したWEB漫画が原作。ぶっ飛び社長と真面目店長がマーケットを大成功させていく姿をコミカルに描きつつ、感動のストーリーやちょっとしたロマンスも盛り込んだバラエティ豊かな作品となっている。

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国内屈指の流通系企業、大馬〈デマ〉グループの理事チョン・ボクドン（キム・ビョンチョル）は、些細な失敗でグループの“島流し先”といわれるスーパー「ペガサスマーケット」へ左遷されてしまう。そこでは、真面目だけが取り柄の男ムン・ソック（イ・ドンフィ）が店長として働いていたが、やる気のない店員と腐った野菜が並び、開店休業状態に。マーケットの社長としてやってきたボクドンは、早速ソックに正社員の募集をかけろと命じるが、応募してきたのはとんでもない面々ばかりで…。

“癒し系”ソック店長の素朴さにホッコリ！

本社からボクドンを監視するようペガサスマーケットに派遣された有能美人社員のチョ・ミラン（チョン・へソン）とソックは、退勤後に本屋でバッタリ会うことが多く、たまにお茶をするような関係になる。ミランに「男子校だったでしょ？」と一発で見抜かれるほど恋愛経験ゼロのソックだが、困っている時にはさりげなく助けるなど、優しくて男らしいところを見せてくれる。「お母さんが作ったお弁当を食べるのが幸せ」と言うソックを微笑ましく見守るミランの表情も優しさに溢れ、ホッコリさせられる。

実は、ソックも本社の専務からボクドンを監視するよう言われているものの、陥れる計画には断固拒否。ミランとソックの関係がどうなるのかというのはもちろんのこと、ボクドンに対して２人がどのような態度に出るのかも見逃せないところだ。

今後の活躍が期待できる２人に注目！

ムン・ソックを演じた1985年生まれのイ・ドンフィは、2013年の映画『サウスバンド』でデビュー。2015年のドラマ『恋のスケッチ～応答せよ1988～』に出演し、一躍人気スターになった。最近では衝撃の実話を映画化した『幼い依頼人』の主演を務めた。

一方、チョ・ミラン役を演じた1991年生まれのチョン・へソンは、AKBメンバーが所属する事務所と業務提携を行い、『東京ガールズコレクション』にも出演。最近では自身のYou tubeチャンネルで驚きのダイエット法を披露し、話題になった。

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復讐？それとも用意周到な再建計画？

ドラマ中にも出てくる「TOEIC900点以上が入社条件」というのは、果たして本当に必要なのか考えさせられると共に、高学歴社会への風刺を感じさせる。何を考えているか分からないボクドンが勝手に進めてしまう雇用や再建計画は、実は復讐ではなく、用意周到に練られたものなのかもしれない、と感じさせてくれるところも面白い。ノラジョが歌う「ドドド～」から始まるOSTも思わず口ずさんでしまうほど軽快なメロディで、元気と共にとてつもないパワーをもらえる作品だ。（文：渡邉啓子／ライター）

『ペガサスマーケット』
BS12：毎週月～金曜日　午前7：00～７：57　放送中