低濃度のオゾンが新型コロナウイルスに効く!
コロナ禍の下、飛沫感染に神経を尖らせるようになった昨今。食事しながら会話が弾みやすい飲食店のみならず、マイクを共用するカラオケ店でも感染防止としてどこまで求められるのか気がかりなところ。果たしてマイクはきちんと消毒されているのだろうかと気になっている人も多いのでは。そんな中、マイクロホンクリーナーが新型コロナウィルスに効果アリという結果が発表され、話題となっている。
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効果が確認されたのは、昨年2020年12月14日にオーディオテクニカが発売したカラオケ用マイクロホンクリーナーAT-MC7。同社は、業務用家庭用ともにマイクロホンなどを製造し続ける国内オーディオブランドとして、60年近い歴史を誇る。
今回は、奈良県立医科大学とMBTコンソーシアムの協力により、AT-MC7が生成する低濃度のオゾンが新型コロナウイルスに対する不活性化効果を持つことが確認されたという。
もっとも、この実験は、実験施設内において病原体封じ込め装置を使って行ったもので、実使用環境下で行われたわけではない。
しかし、村田製作所のオゾナイザ技術を採用するAT-MC7が、マイクロホン充電器BC700/BC701に取り付けることで、マイク頭部に付着した新型コロナウイルスによる接触感染防止に役立つ可能性が示されたといえる。
「音を通して心豊かな人生を」の企業ポリシーに則り多様な活動
オーディオテクニカは、1962年創業のアナログレコードのカートリッジをはじめとするトランスデューサー(音響変換器)の開発/製造を行う国内老舗メーカー。デジタル時代を迎えてもカートリッジを作り続け、ヘッドホンは44年、マイクロホンは40年にわたりオリンピックをはじめ世界中で使用され、リモート時代のいま、さらに脚光を浴びている。
アナログとデジタルを繋ぐ製品のみならず、「音のチカラ」を信じて前に進んでいく人を応援する「Power of Sound プロジェクト」で山崎まさよしらと組んで、ライブができないミュージシャンや吹奏楽部のオンライン配信をサポートするなど、”音を通して心豊かな人生を”多くの人に贈る活動も行っている。
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