中田敦彦、“顔出し引退” プライバシー優先に有名税の重税化を痛感

#YouTube #中田敦彦 #芸能 2021.03.15

オリエンタルラジオの中田敦彦が3月12日、YouTubeの公式サブチャンネル「中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS」を更新し、2021年3月をもって顔出しを引退すると発表した。

中田敦彦アバター化目指す「3ヵ月貫いたら必ず新しいファンが見てくれる」

シンガポールでの移住生活をスタートした中田。「【重大発表】中田敦彦からご報告があります！」と題した動画で、メインチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」が4月に2周年を迎えたと言い、「（チャンネルを始めた当初）『“教育系YouTube界のHIKAKINになるんだ』と言って、（チャンネル登録者数が）9千人から370万人になった。本当にありがたい」と感慨深げに。

今後について「1回ちょっと違う形にしたい。ニューゲームにしたい」と切り出し「顔出しを引退します」と発表。アニメーションのアバターになって、本人は「デスノートのLやエヴァンゲリオンのゼーレとかああいう状態になる。声だけになる」と説明し、「1点目は物理的に可能になった（共演者がいない）。2点目はプライバシーの問題。3点目はYouTube大学の内容との親和性」と話した。

2点目に関しては「15年タレントをやってきた身からすると、プライバシーの問題ってよりヘビーになってきた。（世間の人々が）SNSとネットの時代になってスマホを持つようになった。全員がカメラを持って、写真を撮って、ツイートできる時代。発信して顔を出して名前を出してやるリスクってけっこう大きい」と持論を展開した。

背景にあるのは「端的に言うと有名税の重税化」。SNSなどのユーザーの攻撃性に言及して「顔知られるっていいことばかりじゃない。めちゃくちゃキツい。これってタレントさん同士、YouTuber同士じゃないと共有できない」と悩みを打ち明けた。

中田はすでにタレントとして有名だが「変化は可能」と主張。人は、タレントの改名やビジュアル変更などに慣れるものだと言い、「3ヵ月貫いたら必ず新しいファンが見てくれる。それまでのファンも慣れる。中田が実写だったことを忘れさせてあげたい」と述べた。

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