『戦場のメリークリスマス』海外レアポスター盗難被害で展示会中止

#大島渚#愛のコリーダ#戦場のメリークリスマス#映画

戦場のメリークリスマス
盗難されたポスター
新宿武蔵野館にて展示

4月から『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『愛のコリーダ 修復版』が全国順次公開されることを記念し、新宿武蔵野館に展示していたポスターが盗難被害に遭ったことが分かった。これを受けて配給サイドはポスター展を中止し、盗まれたポスターの情報を求めている。

映画『戦場のメリークリスマス 4K修復版』予告編はこちら!

『戦場のメリークリスマス』ポスター盗難で展示会中止

盗難事件が起きたのは、3月15日午前11時40分頃。同2作品の公開を記念し、新宿武蔵野館の劇場フロアで開催していたポスター展(全12種)にて、何者かがポスターケースのネジを外し、オリジナルポスター1枚を持ち去った模様だ。

盗まれた該当ポスターは、『戦場のメリークリスマス』の劇中カットを5つ組み合わせた貴重な海外製のレアポスター。配給会社によれば、器具がなければ開け締めできない仕様のケースだという。

配給サイドは「劇場様ともに協議した結果、誠に残念ながらポスター展の開催を中止させていただくこととなりました」と遺憾の意を表明している。

盗まれたポスターに関する情報をお持ちの方は、下記配給会社へご連絡を。

『戦場のメリークリスマス』は、ジャワ島にある日本軍俘虜収容所を舞台にデヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしらをメインキャストに迎えて大ヒットした、戦闘シーンが一切ない異色の戦争映画。

今回の上映は、大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショーとして企画される。後世に多大な影響を残し、鮮烈な印象を多くの人に与えた日本が誇る鬼才、大島渚作品が鮮明になってスクリーンで見られる貴重な機会となる。

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は4月16日から、『愛のコリーダ 修復版』は4月30日から全国順次公開。

【盗難されたポスターに関するお問い合わせはこちら】

配給会社アンプラグド