グッズが品切れになるほどの人気を誇るBL作家、はらだ
数多いBL作家のなかでも最上級に人気の高い作家は何人かいる。そうしたなかで名前が思い浮かぶのはまずはこの人、はらだ。BLは細分化されていてBLのなかでもいろんなジャンルがあるが、どんなジャンルが好きな人でもBL好きなら必ずはらだの作品は読んだことがあると言ってもいいぐらいだ。それにグッズなどが出るとすぐに売り切れるのも人気の高さを物語っている。
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先日はアニメイトで開催されているBLレーベル“Qpa”のグラッテに行って来たのだけど、そこでもコースターが品切れになっていた。いろんな作家の絵柄のランダムになっていて、はらだが入っているグループのほうだけ品切れだったのだ。もう片方にはこれまた最上級に人気が高い作家のおげれつたなかが入っていたが、そちらはまだ品切れになっていなかった。
おげれつたなかの作品はまだコミックスになっていない作品だと思われるので、そのせいかもしれないし、今回はたまたまという場合もあるけど、はらだがランダムに入っているとすぐに品切れになるイメージだ。
『ハッピークソライフ2』ドラマCDは3月26日発売
そんなはらだのBLコミック『ハッピークソライフ』、通称『ハピクソ』のドラマCD第2弾が2021年3月26日に発売される。はらだはSM要素があったりこじらせていたり、『カラーレシピ』や『にいちゃん』などいわゆる闇系といわれる仄暗い作品を得意としている。でも、『ハピクソ』は、はらだにしてはカラッと明るく笑えるコメディだ。まあ、日向か日陰かと言われれば、さんさんとした陽光のもとではなく日陰の話ではあるのだが。
カスとクズ同士のアホエロコメディを人気声優たちが演じる!
深夜のオフィスでの特殊ハードプレイが社長にバレてド田舎に左遷されてしまった粕谷(かすや)と隣人のニートの葛谷(くずや)を描いている。えちの嗜好がバッチリと合うと知った彼らはお互いがお互いを満足させあう関係に…!?
名前の通りカスとクズ同士のアホエロコメディが繰り広げられる。そうは言ってもはらだ節が随所に散りばめられているが、闇系が苦手でも読みやすいんじゃないかと思う。ドラマCDでは粕谷を中島ヨシキ、葛谷を増田俊樹がそれぞれ声を担当。ろくでなしたちのお下品ライフを人気声優たちが演じてくれている。はらだファンにもちょっといつもとは違うBLを楽しみたい方にもオススメだ。(文:牧島史佳/ライター)
『ハッピークソライフ』【電子限定描き下ろし漫画付き】 をRenta!で読む
ドラマCD『ハッピークソライフ2』
原作者:はらだ
出版社:竹書房/バンブーコミックスQpa collection刊
制作元:CROWN WORKS
発売・販売元:合同会社ダイスエンターテイメント
(C)はらだ/竹書房2019-2020
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