「ポッチャリで何が悪い!」写真修正に異を唱えるオスカー女優
オスカー女優のケイト・ウインスレットが、ハーパース・バザー誌のインタビューで、写真のリタッチ(修正)について語った。
以前も、GQ誌の表紙で、実物より数段細く、足も超長くなった「究極のリタッチ写真」が使われたことに抗議したケイト。「世界中の全ての人がサイズ0ではない」と言い、「ポッチャリで何が悪い!」と主張したが、今回も、ハリウッドの定番となっている修正作業で自分の顔が見分けられないほど直され「完璧」にされた女優たちの写真は、若い女の子たちに、「美はこうでなくてはいけない」という間違った考えを植え付け、プレッシャーを与えてしまうのではと懸念している。
今夏より、ランコムのアンチエイジング・ラインの化粧品「レネルジー」のキャンペーン・モデルに起用されたが、その理由について、一般の女性が自分と重ねやすいものだからだと語る。
自分自身を美しいと思ったことはなく、「美は内側から起こるもの」と信じると言うケイト。これまで香水「トレゾア」の顔を務めてきた彼女が化粧品の顔にも起用されたかげには、それなりの努力もあるように思えるのだが……。
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