SixTONES松村北斗、自身が一皮むけるきっかけとなったと振り返る
累計発行部数765万部越えのよしながふみの人気漫画を西島秀俊と内野聖陽のW主演でドラマ化した『きのう何食べた?』の映画版が、11月3日に公開される。このたび、劇場版で初登場するキャストとして、SixTONES松村北斗が登場することがわかった。
松村が演じるのは、誰に対してもズケズケともの申すものの、さっぱりとした性格でコミュニケーション能力が高いイケメン美容師・田渕剛。ケンジ(内野)と同じ美容室に勤め、仲睦まじく並んで歩く姿を、ケンジの恋人であるシロさん(西島)に目撃されてしまう役どころだ。
松村は元々ドラマ版を見ていたこともあり、映画版で新たに参加するに当たり「どこに入る隙があるんだ!?」と戸惑いがあったと吐露。しかし、本作で演じる田渕というキャラクターを魅力的に感じたことに加え、撮影の期間がちょうど彼自身が芝居に対する考え方や壁にぶち当たった時期と重なったため、印象深い経験になったという。
実際、芝居が上手くなりたいという思いが強すぎてスランプに陥っていることを共演者の内野に見抜かれ、控え室で台本の読み方や役作りついて手ほどきを受けたと明かした。
2LDK男子2人の穏やかな日常がざわつく事態に…
本作品は、街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・筧史朗(シロさん、西島)と、その恋人で美容師・矢吹賢二(ケンジ、内野)の同居カップルを軸に、個性的なキャラクターが織りなす人間模様を丁寧に描く。
穏やかな日々を過ごしていた2人は、ある日、史朗の提案で、賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことに。賢二は旅を満喫していたが、史朗からショックな話を切り出されると、2人は互いの心の内を明かせなくなってしまう。
あるとき史朗が、残業を終えて商店街を歩いていると、偶然、賢二を目撃。並んで歩く見知らぬ若いイケメンの青年(松村)の姿に胸がざわつくも、その青年が誰なのか尋ねることもできない。
さらに、小日向大策(山本耕史)から、恋人の井上航(磯村勇斗)がいなくなったと相談を受けるなど、平凡だったはずの日常を揺るがす事態が発生する……。
劇場版『きのう何食べた?』は、11月3日より全国公開される。
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