ジョニーデップのモノクロ映像と音楽。その詩的なセンスに痺れたい
#ジム・ジャームッシュ#ジョニー・デップ#デッド・ドント・ダイ#デッドマン#パーマネント・バケーション#パターソン#ポスター#ミッドサマー#大島依提亜
処女作から最新のゾンビ映画までジャームッシュ12作品を網羅
唯一無二の作風でミニシアター文化を牽引してきた監督、ジム・ジャームッシュ。彼の初めてとなる大規模な特集上映が、7月2日から22日に開催される。
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上映されるのは、学生時代の卒業制作として作られた長編デビュー作『パーマネント・バケーション』(80年)など初期の作品から、ジョニー・デップ主演で西部劇風のモノクロ映像にニール・ヤングのサウンドが痺れる詩的なロードムービー『デッドマン』(95年)、永瀬正敏も登場、平凡なバス運転手の日々を描いた『パターソン』(16年)、まさかのゾンビ映画となった最新作『デッド・ドント・ダイ』(19年)まで合計12作品。新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、アップリンク吉祥寺の4館に分けて上映される。
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大島依提亜、様々なジャンルを包括するジャームッシュの魅力を語る
そしてこのたび、アリ・アスター監督『ミッドサマー』日本版ポスターなど映画宣伝素材の第一人者として知られるグラフィックデザイナーの大島依提亜が手がけたポスター及びチラシが公開された。とくにチラシについては、「せっかくなので」と大島自らが提案し、12作品それぞれに対して別々のデザインを起こしている。
初期三部作『パーマネント・バケーション』、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『ダウン・バイ・ロー』の公開時のビジュアルにオマージュを捧げたといい、大島のジャームッシュに対する愛情があふれている。
大島は、「こうして、個々の作品を改めて見つめ直してみれば、脱獄もの、西部劇、殺陣、ヴァンパイア奇譚、 ゾンビホラーといった色々なジャンル映画が内包されていて、このレトロスペクティブを通して、映画自体を包括できるような多様性がある(なのでとてもお得)。 それでいて、“ジャームッシュ映画”というほかない、1つのジャンルとしてのオリジナリティが全作品を貫いているのがまた凄い。かつての自分がそうであったように、その後の人生を大きく左右してしまうほどのガツンとしたジャームッシュ作品との遭遇をぜひ若い人に」と呼びかけている。
[上映スケジュール]
●期間:7月2日から7月22日まで
●劇場及び上映作品
・新宿武蔵野館:『ダウン・バイ・ロー』、『デッドマン』、『コーヒー&シガレッツ』、『デッド・ドント・ダイ』
・ヒューマントラストシネマ有楽町:『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『パターソン』
・渋谷シネクイント:『ミステリー・トレイン』、『ゴースト・ドッグ』、『ギミー・デンジャー』
・アップリンク吉祥寺:『パーマネント・バケーション』、『ナイト・オン・ザ・プラネット』、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
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