俳優の窪塚洋介が、6月21日より全国放送される新テレビCM2篇に出演する。撮影を記念したインタビューでは、前日の父の日にちなんで家族に関するトークも展開した。
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窪塚洋介、キング彷彿とさせるGポーズを披露!
窪塚が今回出演するのは、ファッションECサイト「GLADD」のテレビCM「20時を待つ男 登場篇」(https://youtu.be/LybQBTJOaVA)と「20時を待つ男 ダンス篇」(https://youtu.be/4GK-7qsvPwQ)の2篇。毎日20時からセールを開催する同サイトの特長を、窪塚がアピールする。
かつてドラマ『池袋ウエストゲートパーク』でカラーギャング集団「G Boys」を率いる“キング”こと安藤崇を演じた窪塚。今回のCMでは、ビデオコンテを見たときに窪塚が「これやってるじゃないですか!」と監督に突っ込んだ、ドラマを彷彿とさせる“G”ポーズをCM内で披露。慣れた様子で、右手を左胸の前に持ってきて“G”ポーズを取り、監督からすぐさまOKが出る一幕もあった。
CMが放送される前日は、6月20日の父の日。窪塚は「6月20日は娘の誕生日です」と明かし、「自分の親父もいる家族のLINEグループがあって、親父に感謝を述べるっていうことはするけれど、自分に何かっていうのはないですね。ただ息子とか家族から貰い物することはありますね」と話した。
また、世の中の父親や家族へのおすすめのプレゼントを尋ねられて「何でも嬉しいですけどね。それが軍手でも。プレゼントを選んでくれた時間が自分にとってはグッとくる要素。うちの場合ちょっと特殊な家庭だから、母親が違う子供たちが一緒に選んでくれたプレゼントなんだってことが分かるとグッとくるし。おれら仲良くなったねって。ずいぶん前にそうやって初めて家族がくれた財布は未だに使っているし、自分にとっては幸運のシンボルになっていたりする」と語った。
【窪塚洋介インタビュー全文】
・CM撮影の感想を教えてください。
スタジオのセットの空気感というか質感だったり、オシャレさだったり、独特の雰囲気の中で撮影できているんで、すごく楽しいです。リハに時間をかけて、本番がすごく短く、こうやって短時間に集中して撮る、というやり方が映画の撮影と似ているなと思いました。一発勝負とは言わないですけれど、そこに全てをかけるみたいな。台本があってないようなところがあるので、その場の自分の閃きだったりアイディアを撮っていただいて、それが瞬く間に編集されて見れるっていう環境も新鮮だし、リハみたいな気分で本番をやって、本番みたいな気分でリハをやれって言葉があるけれど、それができないと歯車が合わない現場だと思うんで、すごくやりがいもありますし、クリエイティブな部分ですごくハードルの高いことをやってらっしゃるなと思うし、それを一緒に楽しめているから嬉しいです。
・台本にない部分を監督から要求されていましたが、その時はどのような気持ちで臨んでいましたか?
俳優として、タレントとして、頑張って仕事するぞという思いで現場には来ているけれど、監督から要求されたときに「いま見せ場きているぞ」とは思わないというか。直感的に反応していかないと形にならない現場だと思うので、お互いがやってきたことの高みでコラボレーションできている感覚があるので、それは楽しいです。
・衣装についての感想を教えてください。
「これ着て」と言われて「了解」という感じなので、似合ってる似合ってないもプロに委ねてしまいます。なので、これをどうやったらよく見せられるかなとか、どうやったらみんながイメージしている世界観を超えていけるかなっていう部分を考えるのが自分の役割です。
・父の日の翌日に本CMはOAされるのですが、例年父の日にする特別なことはありますか。
6月20日は娘の誕生日です。自分の親父もいる家族のLINEグループがあって、親父に感謝を述べるっていうことはするけれど、自分に何かっていうのはないですね。ただ息子とか家族から貰い物することはありますね。
・GLADDではファッションだけでなくライフスタイル全般の取り扱いがありますが世の中のお父さんや、ご家族への贈り物でおすすめのものはありますか?
何でも嬉しいですけどね。それが軍手でも。プレゼントを選んでくれた時間が自分にとってはグッとくる要素。うちの場合ちょっと特殊な家庭だから、母親が違う子供たちが一緒に選んでくれたプレゼントなんだってことが分かるとグッとくるし。おれら仲良くなったねって。ずいぶん前にそうやって初めて家族がくれた財布は未だに使っているし、自分にとっては幸運のシンボルになっていたりする。
・家ではどんな風に着る服を選んでいますか?
直感で選ぶことが多いですけれど、休みの日は一日パジャマ着ていたりします。「着替えなよ」と言われながら着替えないっていう日もあります。何年かガイドにしてる運勢本みたいなのがあって、それに載っているラッキーカラーをベースに組んだりもするし、貰ったばかりでまだ着ていない服があればそれを選んだり、最近はオーガニックな素材のものだったり、藍染めのものを好んで着てますね。
・ECサイトは普段ご利用になりますか?
アパレル関係者や、ファッションの仲間が昔からすごい多いので、あんまり使わなかったんです。頂きもの種族なんですよ。なので頂いたものを大事に着るっていうことが多いので、自分で服を探すっていうこともしてなかったんですけれど、ここ 1、2 年は新しいものへの渇望があって、見たりしますね。
・最近ECサイトで購入されたものはなんですか?
オーガニック系の素材の洋服を買おうとしたんですけれど、結局店の人にあげるよと言われていただいちゃいました。
・若いユーザーも多いGLADDですが、窪塚さんが若いころはどのように買い物をしていましたか?
街に行って、手に取って、着てみて、買うか買わないか悩んで、渋谷原宿1周して、最後の最後に買わなかった、とかもありました。逆に、今の子たちは直感力というか、許容力というと違うかもしれないけど「あ、この質感だったのね。まあいいや」っていう受け入れる力が大きくなったんだと思います。“こだわること”と真逆にあるけれど、こだわりを捨てる・受け入れるっていうことも大事だなと思っています。
この人たちと“縁”があって頂いた服だから着ようとか、縁があるから普段着ないものでも着てみようとか、目の前の事実を自分の中で良いエネルギーに変えるっていうのが、楽しかったりもするし、大事だなと思います。もちろんファッションだけじゃなく生き方としても。そう考えると、若い子たちが持っている「見ずに買える」「着ずに買える」っていう能力は新しい世代が持っている才能なんじゃないかなと思います。
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