｢PRODUCE X 101｣X1出身キム・ウソク初主演！ハタチのリアルな心情と淡い恋の描写に共感！

#TWENTY×TWENTY #キム・ウソク #パク・サンナム #ハン・ソンミン #韓国ドラマ #韓流 2021.06.24

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『A-TEEN』シリーズのスタッフが贈る新たな青春ラブストーリー

2021年6月24日よりBS日テレで『TWENTY×TWENTY ～ハタチの恋～』が放送されるということで、今回はこちらのドラマを紹介する。本作は、大ヒットWEBドラマ『A-TEEN』シリーズなどでおなじみの「Playlist」が制作した新作で、｢PRODUCE X 101｣に出演、X1としてのデビューを掴んだUP10TIONのキム・ウソクをはじめ若手俳優陣が多く出演する青春キャンパスラブストーリーだ。

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大学生のチェ・ダヒ（ハン・ソンミン）は、束縛の激しい母チェ・ユンジョン（ペ・ヘソン）にうんざりしつつも、逆らえず言いなりの毎日を送っていた。そんなある日、ダヒに優しく接する大学の人気者チョン・ハジュン（パク・サンナム）から、飲み会があることを聞く。ユンジョンへの反発心から飲み会に参加したダヒだが、どうにも落ち着かず会の途中で店を飛び出すと、そこにはダヒを待ち構えるユンジョンの姿があった。ユンジョンに思いっきりひっぱたかれたダヒは、たまたま通りかかった一人の若者と目が合う。その人物は、かつての同級生であるイ・ヒョンジン（キム・ウソク）で……。

恋に、友情に、親子関係に……。今時の若者たちには悩みが尽きない!?

第1話からすでに美男美女の登場人物ラッシュだが、出だしでYouTubeらしき配信をする3人の若者は、上記で少し触れた『A-TEEN』シリーズの登場人物たちである。本作が『A-TEEN』シリーズと同じ舞台という設定ならではの嬉しい演出だ。それぞれの登場人物が、最後には全てしっかりと繋がる構図は、実に巧妙で面白い。

主人公ダヒは母親の束縛に抗えず、大学でも孤立しがちな女の子で、儚げでもの悲しい雰囲気を背負っている。そんな彼女に優しく構うハジュンは、ルックスの爽やかさも相まったキャンパスの貴公子で、ダヒが面倒くさい先輩に絡まれるとサラリとさり気なく助けてくれるのだ。余談だが、この先輩は後にも何度か登場するので、このシーン限りのキャラだと油断してはならない。何せ本当に面倒くさいからだ。

一方、たまたまダヒを見かけたヒョンジンはというと、実はダヒと同じ大学の生徒だったのだ。だが授業はサボり気味で、ライブハウスのようなオシャレ空間の自室で音楽制作に励んでいる。クールそうに見えるが、友だちのボヒョン（カン・ユチャン）、デグン（チン・ホウン）とは仲睦まじげで微笑ましい。母親との間に何やら確執があり、ダヒとどこか通じるものを持っているようだ。

TWENTY×TWENTY

傍にいる人？それとも、かつての同級生？胸キュン三角ラブの行方は!?

大学の文化祭で、ボヒョンとデグンに誕生日を祝われたヒョンジンは、父親からの電話に席を外し一人でいたところ、通りがかったダヒと再会する。この時ダヒは、ユンジョンの束縛を背いて文化祭に参加するも、ダヒを思ったハジュンの行動で誤解が生じ、ハジュンと喧嘩別れした状態なのだ。ダヒがユンジョンからの電話に戸惑っているところに、ヒョンジンの「好きなように生きろ」という言葉が響いたのか、ここでまさかのダヒがヒョンジンに……。そして、そんな二人を後ろでハジュンが目撃していて……。

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序盤から大人しい感じのダヒだったので少し面食らいつつも、ここでようやくダヒ、ヒョンジン、ハジュンの三角関係が成立し、今後の三人の恋がどのように展開するか注目してほしい。

こんな青春時代を一度でいいから送ってみたかったと心で泣きながら、今回はこれで締めようと思う。（文：斎藤好花／ライター）

『TWENTY×TWENTY ～ハタチの恋～』
BS日テレ：2021年6月24日から毎週木曜23：00～より放送。
GYAO!、ABEMA、U-NEXTほかにて配信中
配給：アクロス