崎山つばさ、歌舞伎町で悪質キャッチと間違われ…「道行く女性がみんな避けて通る」

#クロガラス#クロガラス0#クロガラス3#崎山つばさ#植田圭輔

クロガラス
(C)エイベックス・ピクチャーズ
クロガラス
クロガラス
クロガラス
クロガラス

崎山つばさ、裏社会を扱った作品の主演に感慨

東京の新宿・歌舞伎町を舞台に裏社会トラブルの解決の奔走するアクション映画『クロガラス1』『クロガラス2』。その続編『クロガラス3』が9月3日に、前夜に遡る『クロガラス0』が9月17日に、それぞれ公開される。このたび、主演の崎山つばさ、共演の植田圭輔が参加するビジュアルコメンタリー生配信が行われた。

・崎山つばさ、“正義”を自問。真面目な警察官はなぜ歌舞伎町の“解決屋”になったのか?

この「『クロガラス』シリーズビジュアルコメンタリー生配信」は、7月7日の18時から3時間にわたり行われた。

クロガラス

『クロガラス1』を見ながら「今から2年前。僕が29歳の時くらいか…」と懐かしむ崎山。「裏社会を扱った作品が好きだったので、それに自分が主演で出られるのは嬉しかった」と、オファーをもらった当時を振り返った。

一方の植田も、「僕もこのジャンルの作品は大好物。つばさと共演できるのも嬉しかった。共演者の最上もがちゃんもそうだけれど、同世代のいる撮影現場も居心地が良かった」と思い返した。

出演した過去作品を定期的にチェックするという2人。崎山が「俳優さんの中には過去作品をまったく見ないという人もいるけれど、僕は絶対に見る。反省もあるし」と明かすと、植田も「僕も結構見るタイプ。それで自分のダメ出しをして、その反省を次の映像作品に生かす」と理由を説明した。

植田圭輔は悠哉そのもの!?

本作品は、新宿歌舞伎町にあるホストクラブで撮影した。崎山は「撮影の合間に外の空気を吸いに行こうと思ってお店の外に出たら、悪質なキャッチと思われたのか、道行く女性がみんな僕のことを避けて通った」と苦笑い。

一方の植田は、電動チェーンソーを使用するシーンに触れ、「役柄的にもチェーンソーに慣れていて雑に扱わなければいけないので、本当に緊張した」と吐露した。

植田は『クロガラス』シリーズの魅力について「この映画は展開が面白い。“解決屋”と謳いながらも、必勝パターンで進まないのがいい。途中でトラブルがあったりして、物語の運びと段階が面白い」と分析した。

また、植田は大阪出身と言うこともあり、「地元にいたときは映画を観てもそれが東京のどこの場所なのかわからなかったけれど、今はわかる。東京に染まったな〜!」と嘆くと、崎山は「僕はいまだにわからない。このシーンの場所は板橋ですか?」とボケてみせ、植田から「わかるだろ!? 映画の内容的にも新宿だろ!」とツッコまれていた。

植田は自身が演じた悠哉というキャラクターについて、「役作りというか…ほぼ僕! たぶん友だちとかになれそう」と共感。崎山もそれに同調し、「植ちゃんは悠哉にそっくり。植ちゃんに裏社会のダークさを加えただけ」と述べた。

やがて話題は、新たに加わってほしいキャラクターの話に。崎山は「解決屋の事務所内に動物がいたらいいな」と提案すると、植田は「動物ならば犬!」とリクエストしていた。

植田圭輔がいま解決して欲しいこととは…?

また、今解決して欲しいことは? との問いに、植田は、「今のこの(コロナ禍の)情勢を解決してほしい!」と真面目にコロナ収束祈願。一方の崎山はニヤリとしながら、「蚊に刺されない体質になりたい!」と謎ボケ返答で植田を困らせた。

高校時代の話になると、崎山はフットサルの部活に熱中していた過去に触れ、「当時は俳優になろうとは思っておらず、美容師になろうと思っていた」 と意外な進路志望を明かした。

一方の植田もサッカー三昧で、「ただ高校最後の方は俳優の仕事も始めていたので、部活の引退試合には出られなかった。サッカー以上に芝居が好きになったので良かったけれど」と思い出に浸っていた。

そして生配信イベントの最後に、「大変お待たせいたしました! お待たせし過ぎたかもしれません!」という崎山の掛け声と共に、2人から『クロガラス3』と『クロガラス0』の公開が発表された。

このシリーズ復活に、崎山は「皆さんにやっとこの情報をお知らせできて嬉しい!」と満面の笑み。
植田も「ポスタービジュアルもカッコいい! 新作2作では僕の髪の毛がメッシュになっています。そこにも注目して」とアピールすると、崎山は「似合ってますよ!」と褒めて応じた。

歌舞伎町の“解決屋”の活躍描く『クロガラス』続編と前日譚

『クロガラス3』は、解決屋・クロガラスのリーダー・黒斗(崎山)と相棒の悠哉(植田)のその後を描く。

クロガラス

かつて仲間を裏切り金を持って逃げた過去をもつ理玖(渡部秀)が、解決屋・ホワイトナイトを立ち上げ、汚い手口で勢力を拡大し、クロガラスの活動を妨害する。そんな中、政治家・権藤の愛人である沙織が行方不明になり、2つの解決屋に捜索の依頼がくるが、それは「この街に解決屋は2つもいらない」と考える加奈井組組⻑の思惑だった。

2つの解決屋が必死に沙織を探すが、そこには思いもよらぬ事実が待ち受けていた……。

一方の『クロガラス0』は、解決屋・クロガラス誕生前夜の物語。

クロガラス

黒斗は新人警察官としてある街に配属されるが、警察は金で買収され腐敗していた。そんな中でも職務に真摯に向き合う黒斗は自らの立場を悪くしてしまうが、同じ課の警察官・兵頭に助けられる。兵頭は黒斗を弟分として可愛がり、「この街を変えたい」との思いを胸に街の秩序を正していく。そんなとき、次々と犯罪組織グループのアジトに強盗が入る事件が発生。手口はどんどん荒っぽくなり、遂には殺人事件にまで発展する。

この事件の本当の黒幕は? そして、なぜ黒斗は解決屋になったのか? 黒斗の隠された過去が明かされる。

『クロガラス3』は9月3日、『クロガラス0』は9月17日に公開される。