役になりきった2人の名優の“怪演”劇
ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーのW主演で話題のスリラー作品『ライトハウス』が7月9日より公開中。このたび、デフォーがパティンソンを追い詰めていくシーン及びインタビューを収めた特別映像が公開された。
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灯台守の任務を迎えた初日、トーマス(デフォー)は灯台守の伝統に従い酒と料理で祝おうとするが、新米灯台守のウィンズロー(パティンソン)は失笑しながら乾杯を拒否し、2人の間には早々に不穏な空気が漂よう。
やがてトーマスは、ウィンズローに対し執拗な“パワハラ”に及ぶ。
「お前はきれいな顔をしてる。女のように輝く瞳だ」
「孤島に来て強がってみせ、不機嫌なフリとは笑わせる」
「謎めいて見えるよう無口を装ってるが、お前に謎なんかない」
と、罵詈雑言を浴びせたかと思えば、
「どうした泣いてるのか」
「どうする気だ?」
と穏やかな口調になる。
映像の合間に挟まるインタビューでは、ロバート・エガース監督から役柄になりきっていると絶賛を受けるデフォーが「役者が2人だけなのでお互いに影響を及ぼす」と語れば、パティソンは「彼(トーマス)は恐ろしい時もあるけれど、どこかおかしくて興味をそそる」と、芝居を超えてやりとりを楽しむかのようなコメントを残す(https://youtu.be/VRfjeiMdZXQ)。
イギリスに存在した実話ベースのスリラー作品
本作品の舞台は、1890年代のニューイングランドの孤島。2人の灯台守が4週間にわたり灯台と島の管理を行う仕事を任されることになる。しかし、ベテランのトーマスと若者のウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に閉じ込められてしまう……。
『ライトハウス』は、7月9日より公開中。
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