第一子、双子、と出産のたびに増えた体重に悩んだことも
【セレブの美容術】連日、世界中の人たちを熱狂させているのは、オリンピックで戦う選手たちの活躍。その姿から勇気と感動をもらっているのはもちろんですが、日々のトレーニングによって鍛え上げられた見事なボディにも思わず釘づけになってしまう人も多いはず。実際、アスリートほどとは言わなくとも、夏の間に少しでも引き締まったスタイルにしたいと思い立ち、運動を始めた人もいるのではないでしょうか?
・黄金の“肺の血管”ネックレスさえも様になるベラ・ハディッドの完璧ボディ!
そこで、モチベーションが高まっているいまだからこそ挑戦してみたい、世界の歌姫ビヨンセのダイエット法を紹介します。パワフルなパフォーマンスとグラマラスなボディで見る者を魅了し続けているビヨンセですが、彼女も多くの女性たちと同じように出産による体形の変化に悩まされたことのある一人。身長169cmのビヨンセが明かしている理想体重は58キロだそうですが、2010年に第一子を出産したあとは88kgに、さらに2017年に双子を産んだあとは最高98kgまで増えてしまったことがあるのだとか。
野菜中心にグルテンフリー、ストイックな食事法で減量に成功
しかも、妊娠中には体力の限界を感じていたこともあり、当時は体形も体力も一生元には戻らないのではないかと思うほど、追い詰められていたこともあったそうです。とはいえ、そこで諦めずにストイックなダイエットで元通りにしてしまうところがスーパースターである証。「22 Days Nutritions」というダイエット法で、なんと30kgものダイエットに成功しています。
これは自身のトレーナーで生理学者でもあるマルコ・ボルジェスが提唱しているもので、野菜を中心としたメニューの食生活を22日間行うという方法。肉、卵、乳製品をはじめとする動物性の食品や植物性だとしても加工品は避け、グルテンフリーにする必要もあります。野菜もなるべくオーガニックのもので、水を多く飲む、などいくつもの決まりごとがあるので、すべてを毎日3食続けるのはなかなか難しいと感じる人も多いかもしれません。ただ、1日1食変えるだけでも、体に変化を感じる人もいると言われています。
さすがのプロ意識! 一般人は無理せずマイペースで
22日という数字は「人間は21日で習慣にすることができる」という理論に基づいているそうなので、勝負は最初の3週間。ちなみに、驚くことにビヨンセは完全に植物ベースにした食事を22日ではなく、なんと倍の44日間にわたって敢行したそうです。
・ヌーディドレスやマタニティ姿など、ビヨンセのすべての写真はこちら
そのストイックさは、ビヨンセのプロ意識の強さにも繋がっているとは思いますが、「栄養士の管理の下で行わないと危険な場合もある」と注意を促している専門家もいるので、くれぐれも無理のない範囲で行いながらビヨンセ顔負けの美ボディを目指すようにしましょう。(文:志村昌美/ライター)
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