永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する新作映画『そして、バトンは渡された』の場面写真が解禁された。本作主演の永野は文庫フェア「2021 文春文庫 秋 100ベストセレクション」のイメージキャラクターにも選ばれている。
田中圭、しっかり者の娘が大好きなパパになる!
本作は、2018年2月発売直後から「感動傑作」だと話題を集め、累計発行部数90万部を突破している本屋大賞受賞の同名小説が原作。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で、その確かな演出力に定評のある実力派・前田哲が監督を務める。
今回、本作の鍵を握る魅力的な3人のキャラクターの場面写真が初解禁。主演の永野演じる、血のつながらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子、田中圭が演じる料理上手な優子の血のつながらない父親・森宮さん、石原演じるのは小さな娘を持ちながら夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性のシングルマザー・梨花の劇中の姿が明らかになった。
永野が演じる優子は、以前から「実写化したら芽郁に演じてほしい」と母親に言われていたというエピソードもあるキャラクター。永野にとって思い入れのある役どころだけあり、複雑な家庭環境ながらも前向きに自分の人生を歩んでいく優子を等身大の魅力で演じる。
また田中が不器用ながらも優子のためにいつも一生懸命な父親・森宮さんを演じたカットも公開。実の父親同然に優子へ愛情を注ぐ森宮さんの眼差しが映し出されている。いつも笑顔でしっかり者の優子と、そんな娘が大好きな森宮さんの、誰もが憧れて夢中になる仲良し親子の姿は必見だ。
そして、キャリア初の母親役となる石原のカットでは、男を誘惑するかのように妖艶な笑みを浮かべる梨花の姿が。まさに魔性の女そのものといった風貌で、母親の影が一切見えない梨花だが、どこかミステリアスなキャラクターの中で、石原がどのような母の顔を見せるのか期待が膨らむ。
2つの家族の物語と、魅力的な3人のキャラクターが交わるとき、紐解かれる「命をかけた嘘」と「知ってはいけない秘密」。原作とは異なる映画オリジナルラストでクライマックスが待ち構える。すでに本作を鑑賞した原作者の瀬尾まいこは「とてもドラマチックな映画で、原作を書いたことなどすっかり忘れ、ドキドキしながら夢中で見ていました。出てくる人みんな愛情にあふれ魅力的で、見終えるのがさみしくなりました。素敵な映画にしていただき、ありがとうございました」とコメントを寄せている。
永野芽郁「2021 文春文庫 秋 100ベストセレクション」イメージキャラクターに!
永野は、文庫フェア「2021 文春文庫 秋 100ベストセレクション」のイメージキャラクターに決定。 「秋 100 ベストセレクション」は、読書の秋に合わせて、文春文庫のラインナップからおすすめの銘柄をピックアップして例年行っている。本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』が今年の目玉作品の一つであることから、本作とのコラボレーションが決定し、主演の永野芽郁がイメージキャラクターに選ばれた。
祖父の影響で、子どもの頃から本がそばにあり、本屋も好きで、仕事の空き時間にはよく足を運ぶという永野。イメージキャラクターへの抜擢について「単純に本を読むということが好きなので『皆さんも本を読みましょうね』とか『好きな本はなんですか』と問いかける存在になれるのはすごく嬉しかったです。本屋さんはその1日を活気づけるところでもあるので、そこに自分の姿があると考えると、ちょっと恥ずかしい気持ちもありながらも、堂々と本屋さんに行ける気もして嬉しいです」と語っている。
「心をつなぐ、本がつなぐ」というコンセプトのもと、同キャンペーンは9月1日より順次、書店店頭で開催され、期間中は小冊子をはじめ店頭用パネル、ポスター、文庫の帯などのビジュアルを展開する。特設WEBサイト(https://www.bunshun.co.jp/bunko/fair2021)では優子を彷彿とさせる赤い衣装をまとった永野のビジュアルがいち早く堪能できる。
映画『そして、バトンは渡された』は10月29日より全国公開。
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