低予算×80年代風×B級×血まみれ×まさかの感動作…片腕チェーンソースケルトロンに挑む暴走BMXライダーの少年!
#80年代#B級#カナダ映画#サイコ・ゴアマン#シネマート新宿#スプラッター#ターボキッド#ホラー#マイケル・アイアンサイド#低予算
ムダなゴア感満載の愛すべきB級映画が奇跡のコラボ
ムビコレでもたびたび紹介してきた『サイコ・ゴアマン』が7月30日より全国で公開中だが、予想を超える快進撃を受けて、同じカナダ映画でB級感満載の快作『ターボキッド』がシネマート新宿で緊急上映されることがわかった。これにより、同劇場では『サイコ・ゴアマン』とのB級連続視聴が楽しめるというわけだ。
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『ターボキッド』は、文明崩壊後の荒野を舞台に若い猛者たちが大暴走、巨悪と対決するという作品。
そう聞くと『マッドマックス』を想起するが、“暴走”するのはクルマやバイクではなく、20インチ BMX。野蛮人たちがそれを完全武装して、スポーツ大会さながらに必死にこいで荒野を疾駆するのだ。
『ターボキッド』は、そんな惨めな光景と共に、ムダにおびただしい血を噴射させるシーンの連発で、多くのファンの心を鷲掴みにしてきた。
監督や出演者いわく、『レポマン』、『BMX アドベンチャー』、『マッドマックス2』、『グーニーズ』、さらには『ブレインデッド』の“いいとこ取り”で繰り広げられる追跡劇は、その絵面自体が物語に関係なく哀愁に満ちている。
極悪の首領ゼウスを演じるのは、『スキャナーズ』、『トータル・リコール』などで圧倒的な存在感を放つ“裏街道”俳優のマイケル・アイアンサイド。
監督は、ROADKILL SUPERSTARS(RKSS)の名で数々の短編映像作品を生み出し、『サマー・オブ・84』を発表しているフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン・カール・ウィッセルの3人。
なお、2015年にシネマート新宿で初公開された際は、毎上映前に髑髏マスクを被ったスタッフが、拾ってきた自転車で劇場内を無言で走り回るという異様な光景がみられたという……。
観客からの熱狂的な支持を受ける2作品
『サイコ・ゴアマン』は、『E.T.』や『グーニーズ』といった子ども向けSF作品の要素に『死霊のはらわた』のスプラッター要素を組み合わせ、80年代的な懐かしさ満載に仕立てたスティーヴン・コスタンスキ監督の最新SF映画だ。
『ターボキッド』と共通するのは、映画祭で観客賞を受賞するなど、観客からの熱いエールに支えられていること、そして何よりも、血まみれな人体損壊シーンを含むホラー的要素を含みながらも、「家族愛」「友情」「青春」といった普遍的なテーマを扱う“まさかの感動作”である点にある。
実際、海外では『サイコ・ゴアマン』上映にあたり『ターボキッド』との2本立て鑑賞を勧める声が相次いだという。そうした熱烈な要望を受けての緊急上映が実現した。
『ターボキッド』は、8月13日より19日まで、シネマート新宿にて一週間限定上映される。
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