デヴィット・ボウイの別人格は、渡米した数ヶ月の経験が生み出した!『ジギー・スターダスト』誕生秘話
渡米した数ヵ月間がアーティスト“ジギー・スターダスト”を形成
2016年、69歳の誕生日にアルバム「★(ブラックスター)」を最後にこの世を去った英国で最も偉大なアーティストのひとり、デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』が、10月8日より公開される。このたび、ボウイを演じたジョニー・フリンのコメントと、新場面写真が公開された。
・坂本龍一とデヴィッド・ボウイの美しすぎるキスシーンがさらに美しく蘇った!
ボウイと同じイギリスの詩人、俳優でミュージシャンとしても活動するジョニーは、若い頃ボブ・ディランを愛し、もちろんボウイの大ファンでもある。
「後にその時代の象徴となる人物の駆け出しの時期を知ることに、ミュージシャンとして、俳優として、語り手としてとても興味がもてた」と参加した理由を述べた。
また、この脚本の魅力については、「多くの人に影響を与えた人物が、ブレイクする直前、彼はどこで何をしていたのか? この脚本は、彼が渡米した数ヵ月間にフォーカスしているところが面白い」と注目したポイントを述べると、「そこで彼は、“ジギー・スターダスト”の基となる材料を集めることとなり、結果、アーティストとしてのブレイクへと繋がっていく」と、ボウイがブレイクした理由を分析してみせた。
また、このたび公開された15枚もの場面写真では、”ジギー・スターダスト”となったボウイの華やかなステージ写真のほか、マーキュリー・レコードのパブリシストであるロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーを回るブレイク前のボウイの姿、さらには盟友ミック・ロンソンや妻アンジーの姿も映し出されている。
時代と共に異なる世界観でファンを驚かせ続けた偉大なアイコンの一時代にフォーカス
本作品は、音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイがアルバム『ジギー・スターダスト』(72年)を発表する前年を描いた、“ジギー・スターダスト”誕生に至る物語。のちにボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏や、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を映し出す。
『スターダスト』は、10月8日より公開される。
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