ブラウン管テレビデオで『座頭市』見ながら勝新vs雷蔵談義！ ランキング1位『サマーフィルムにのって』本編公開
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誰しも憧れる気の置けない仲間と過ごす放課後の“秘密基地”
元乃木坂46の伊藤万理華が主演し、7人の仲間たちを集めて時代劇を撮ろうと奮闘する女子高生のひと夏の青春を描いた映画『サマーフィルムにのって』が、8月6日より全国で絶賛公開中だ。都内劇場では満席が続出、8月第1週公開映画の初日満足度ランキングで1位、ミニシアターランキングでも1位となっている。そんな大ヒットを受け、このたび本編映像が公開された。
・『サマーフィルムにのって』金子大地インタビュー「アニメに出てくるようなさわやかな少年」を好演
今回解禁となった映像は、時代劇をこよなく愛する女子高生監督ハダシ（伊藤）と、その親友であるSF好きのビート板（河合優実）がブラウン管のテレビデオで『座頭市』を見ているシーンで幕を開ける。
勝新の決め台詞を口走るハダシに、「うるさい」と黙らせようとするビート板。
そこに、剣道の達人ブルーハワイ（祷キララ）が胴着姿のまま駆けつけると、鑑賞会の続きに突入。
「勝新が尊すぎて……」とうっとりした目でみつめるハダシに、「名場面！」と相づちを打つブルーハワイ。
やがて「時をかける少女」を読み込むビート板をよそに、勝新太郎推しのハダシと市川雷蔵推しのブルーハワイによる時代劇談義がヒートアップすると、「SFも読もうぜ」と呆れるビート板の台詞でシーンは終わる。
ここは、『十三人の刺客』のポスターや時代劇を録画したVHS、宇宙にまつわる書籍など、3人がそれぞれこよなく愛するものを持ち寄れる場所。誰もが一度は憧れたことのある、河川敷の秘密基地だ。
あふれる映画愛！ これからの時代に向けた青春映画
本作品は、時代劇と勝新太郎を敬愛する高校3年生のハダシとその仲間たちのひと夏の青春物語。第33回東京国際映画祭で上映されるや否や話題を集めた本作品は、世界各国の映画祭での上映も決定している。
ハダシは、キラキラ恋愛映画作りばかりの映画部で、自分が本当に撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。そんなある日、彼女の前に武士役にぴったりな凛太郎（金子大地）が現れる。そこでハダシは、すぐさま個性豊かな“7人の”仲間を集め、文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へのほのかな恋心を抱き始めるが、彼には未来からやってきたという秘密があって……。
キャストには、伊藤や河合、祷、金子のほか、『君は永遠にそいつらより若い』の小日向星一、『RUN!-3films- 追憶ダンス』の篠田諒、『台風家族』に続く2作目となる甲田まひる、『FUNNY BUNNY』のゆうたろうといった次代を担うフレッシュなメンバーが顔を揃えるほか、ドラマ『青天を衝け』の板橋駿谷らが脇を固める。
監督は、『青葉家のテーブル』でも瑞々しい若者たちを描いた松本壮史。主題歌は、今回初めて映画主題歌に取り組んだCody・Lee（李）の「異星人と熱帯夜」。
『サマーフィルムにのって』は、8月6日より公開中。
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