佐藤健、阿部寛に突き飛ばされまった!? 現場目撃の吉岡秀隆ビックリ
俳優の佐藤健が8月15日、都内で行われた主演映画『護られなかった者たちへ』の完成披露試写会に阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、緒形直人、瀬々敬久監督と共に出席。阿部との11年ぶりの共演や本作の撮影を和やかに振り返った。
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佐藤健、阿部寛との11年ぶり共演に感激 役者になったきっかけは阿部の代表作『TRICK』
阿部との11年ぶりの共演について佐藤は「阿部さんは、“阿部さん”ですね(笑)。11 年前に初めてお会いした時から阿部さんでした。『TRICK』が好きすぎて、それがきっかけで役者になりたいと思ったくらいの作品なんですね。堤監督に直談判して、その『TRICK』でご一緒させていただいて、阿部さんがその作品で演じられていたのを今でも鮮明に覚えています。そんな阿部さんと、この作品でさらに深まった役でご一緒できて、非常に嬉しいです」と話すと、阿部も「11年間、佐藤さんの色々な作品を見ていたので、現場に入った時に集中力、責任感もあって、刑事役だったので、佐藤さんに委ねてやっていて、非常に集中力のある素晴らしい役者さんだなと思いました」と感慨深い様子を見せた。
オール宮城で撮影された本作での印象に残っているシーンを尋ねられると、倍賞は、佐藤と一緒にうどんを食べるシーンを挙げて「ロケをした家は一軒家で、カラスの鳴く声も聞こえて、のんびりとそこの空気を感じながら撮っていたのを覚えています。うどん、おいしかったですよね? すごく食べていたよね?」と話すと、佐藤は「すごく食べていました! 多分10人前分くらい食べていましたね(笑)」と振り返った。
吉岡は「僕が阿部さんに護衛されていて、そこに健くんがつかみかかってくるシーンがあるのですが、健くんが阿部さんに一瞬にして、マットを超えて突き飛ばされていたんですね。“やりすぎじゃないですか?”って阿部さんに言ったんですが、“本人が思いっきり来てくれって言ってた”って阿部さんは言うんですよね。でも、2回も3回もやっていて健くん可哀想だなって思ってきちゃったんですけど、健くんの身のこなしとかも見てて、すごい現場だなって思ってました」と撮影秘話を明かすと、佐藤は「全員あそこまで飛ぶとは思っていなかったです。さすがです」と苦笑い。すかさず阿部は「どんなにぶつかってもこなしてくれるだろうなっていう信頼感があったので、遠慮せずにやりました」と話し、佐藤も「捕まる役なのにそんなに飛ばされるんだとは思いました(笑)」とツッコミを入れていた。
本作は、「このミステリーがすごい」受賞作家・中山七里の同名小説を実写映画化。全身を縛られたまま餓死させられるという不可解な連続殺人事件を発端に、10年前に起こした事件で服役し出所したばかりの利根(佐藤)と、それを追う刑事の笘篠(阿部)の追走ミステリーを描く。
『護られなかった者たちへ』は10月1日より全国公開。
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