沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
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沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜
沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜

スリリングな脱走劇! 本編映像が公開

“パントマイムの神様”マルセル・マルソーの実体験に基づく映画『沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜』が、8月27日に全国公開される。このたび、アクション映画さながらの手に汗握る本編映像が公開された。

・『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』ジェシー・アイゼンバーグ インタビュー

公開された本編映像は、救済をテーマにしたヒューマニズムあふれる本作の中でも1、2を争うサスペンスフルな、仲間の奪還シーンだ。

舞台は、1942年11月18日のリヨン。ユダヤ人狩りに加担するフランスのヴィシー政権に憤り、レジスタンス活動への参画を決めたマルセル(ジェシー・アイゼンバーグ)は、仲間たちと共に活動の拠点であるリヨンの街に降り立つ。

しかし、仲間であり兄でもあるアラン(フェリックス・モアティ)がナチの兵士たちに連行され、護送車に押し込まれてしまう。

助けに行きたくても、街の中心にある広場ではナチの兵士たちが目を光らせており、うかつには護送車に近づけない。しかし、緊迫した状況とは裏腹に、広場には露天商や大道芸人たちが出て賑わっていた。

そこでマルセルは、大道芸人の小道具であるアルコール入りのビンとたいまつをくすね、アランが捕らえられた護送車に向かうと、警備中のナチの兵士にアルコールを吹きかけて火を付けたのだ!

一瞬にして火だるまになる兵士に、現場はパニックに。

「今だ!」

マルセルは混乱に乗じて護送車から飛び出してくるアランと共に、仲間のエマ(クレマンス・ポエジー)たちが乗る車を目指して一斉に走り出す。

「いたわ! マルセル!」

車中のエマも、立ちはだかる兵士を突き飛ばしながら逃走するアランたちの姿を捉えると車を寄せ、何とか2人を後部座席に乗せ逃走したところで動画は終わる。

大道芸人や露天商、そして武器を携えたナチの兵士に扮したエキストラを大量投入した広場を舞台に、ファイヤーあり、脱走劇あり、『ワイルド・スピード』顔負けのカースタントありのアクション活劇が展開されるこのシーン。短いシークエンスでありながら、静と動の転換でスリリングかつリズミカルに魅せるジョナタン・ヤクボウィッツ監督の卓越した演出術が光る。

ジョナタン監督は、ポーランド系ユダヤ人で、ベネズエラで最も著名な映画監督であり脚本家、ベストセラー作家でもある。代表作『ベネズエラ・サバイバル』は、『タイタニック』や『パツション』を抜きベネズエラ史上No1ヒットを記録したほか、ロバート・デ・ニーロ出演の『ハンズ・オブ・ストーン』はカンヌ国際映画祭に出品され喝采を浴びた。

実話を基に描く、パントマイムのレジスタンス

マイケル・ジャクソンの“ムーン ウォーク”のヒントとなるなど、世界中の俳優やダンサー、ミュージシャンに影響を与え、2007年に84歳でこの世を去ったマルセル。彼が第二次世界大戦中に、ナチと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうレジスタンス活動に身を投じたエピソードを描いたのが本作だ。

沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜

物語の舞台は1938年のフランス。マルセルは、兄のアランと従兄弟のジョルジュ、想いを寄せるエマと共に、ナチに親を殺されたユダヤ人の子どもたちの世話をする。マルセルのパントマイムで子どもたちは笑顔を取り戻していくが、1942年、遂にドイツ軍がフランス全土を占領。そこでマルセルは、アルプスの山を越えて子どもたちを安全なスイスへと逃がそうと決意するが──。

マルセルを演じるジェシーは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートの経験があり、自身もユダヤ人で、母親はプロの道化師である。

・その他の場面写真はコチラ!

『沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜』は、8月27日に全国公開される。