ハリウッド嫌いのゴダール、アカデミー賞名誉賞を受賞するも授賞式は欠席
11月13日、アメリカ映画芸術科学アカデミー主催の第2回ガヴァナーズアワードが開催され、アカデミー賞名誉賞が俳優のイーライ・ウォラック、映画史家のケヴィン・ブラウンロウ、12月18日に最新作『ゴダール・ソシアリスム』が日本公開されるジャン=リュック・ゴダールに贈られた。
ハリウッド嫌いで知られるゴダールは事前の発表通り、授賞式を欠席。映画監督のフィル・ロビンソンは「ミスター・ゴダール、あなたはハリウッドやオスカーに対して不快な発言をしてきました。しかし、現代の映画はあなたの影響なしに存在し得ません」とゴダールを紹介した。
『ウォール・ストリート』にも出演している、94歳のイーライ・ウォラックはクリント・イーストウッドから「『ベビイドール』と『荒馬と女』のキャストで存命中なのはイーライだけ。私は彼と共に『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の存命中のキャストです」と紹介された。「私は生きるために演じているのではありません。演じるために生きているのです」と生涯現役を宣言するウォラックの言葉は力強かった。
3人と並び、フランシス=フォード・コッポラ監督がアーヴィング・G・タールバーグ記念賞を受賞した。
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